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CData Sync for OneDrive は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のMicrosoft OneDrive 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のMicrosoft OneDrive アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のMicrosoft OneDrive アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にMicrosoft OneDrive をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString>OAuthClientId=MyApplicationId;OAuthClientSecret=MySecretKey;OAuthCallbackURL=http://localhost:33333;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString>OAuthClientId=MyApplicationId;OAuthClientSecret=MySecretKey;OAuthCallbackURL=http://localhost:33333;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
OneDrive は接続にOAuth 認証を使用します。OAuth を使用して認証するには、OneDrive API 用のアプリを作成して、OAuth クライアントID、OAuth クライアントシークレット、およびコールバックURLを取得してください。OAuth 情報の取得については、MS 公式のこちらのページが参考になります。取得したこれらの情報をOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL の接続プロパティに設定することで認証を設定できます。
認証についての詳細は、ヘルプドキュメントの「OAuth」のセクションをご確認ください。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Microsoft OneDrive API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Microsoft OneDrive のデータ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Files;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のMicrosoft OneDrive アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Files SELECT * FROM Files
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Files SELECT * FROM Files
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
OneDriveSync.exe -g MyProductionOneDriveConfig.xml -f MyProductionOneDriveSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar OneDriveSync.jar -g MyProductionOneDriveConfig.xml -f MyProductionOneDriveSync.sql