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Looker Studio でAzure Data Lake Storage データと連携した可視化を作成する方法

CData Connect Cloud を使ってAzure Data Lake Storage リアルタイムデータに接続し、Looker Studio でカスタムレポートを作成します。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2023-09-05
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こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

Looker Studio(旧Google データポータル)を使えば、リッチな可視化を追加したダッシュボードやレポートを簡単に作成できます。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Azure Data Lake Storage データに簡単に接続してLooker Studio からデータを連携利用できます。この記事では、Looker Studio からCData Connect Cloud を通してAzure Data Lake Storage に連携し、Azure Data Lake Storage データを使用した可視化を作成する方法を説明します。

CData Connect Cloud とは?

CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。

  • SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
  • BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
  • リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
  • ノーコードでシンプルな設定

詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からAzure Data Lake Storage への接続

CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Azure Data Lake Storage」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Azure Data Lake Storage に接続します。

    Azure DataLakeStorage 接続プロパティの取得・設定方法

    Azure DataLakeStorage Gen 1 への接続

    Gen 1 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

    • SchemaADLSGen1 を指定。
    • Account:アカウント名に設定。
    • AzureTenant:テナントId に設定。Azure Portal 内のAzure Data Lake プロパティから取得できます。
    • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

    Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証

    Gen 1 は、認証方法としてAzure Active Directory OAuth(AzureAD)およびマネージドサービスID(AzureMSI)をサポートしています。認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証」セクションを参照してください。

    Azure DataLakeStorage Gen 2 への接続

    Gen 2 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

    • SchemaADLSGen2 に設定。
    • Account:ストレージアカウント名に設定。
    • FileSystem:このアカウントで使用するファイルシステム名に設定。例えば、Azure Blob コンテナ名など。
    • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

    Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証

    Gen 2は、認証方法としてアクセスキー、共有アクセス署名(SAS)、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、マネージドサービスID(AzureMSI)など多様な方法をサポートしています。AzureAD、AzureMSI での認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。

    アクセスキーを使用した認証

    アクセスキーを使用して接続するには、AccessKey プロパティを取得したアクセスキーの値に、AuthScheme を「AccessKey」に設定します。

    Azure ポータルからADLS Gen2 ストレージアカウントのアクセスキーを取得できます。

    1. Azure ポータルのADLS Gen2 ストレージアカウントにアクセスします。
    2. 設定で「アクセスキー」を選択します。
    3. 利用可能なアクセスキーの1つの値を「AccessKey」接続プロパティにコピーします。

    共有アクセス署名(SAS)

    共有アクセス署名を使用して接続するには、SharedAccessSignature プロパティを接続先リソースの有効な署名に設定して、AuthScheme を「SAS」に設定します。 共有アクセス署名は、Azure Storage Explorer などのツールで生成できます。

    コネクションを設定(Salesforce の場合)
  4. Create & Tast をクリックします。
  5. 「Add Azure Data Lake Storage Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

コネクションの設定が完了したら、Looker Studio からAzure Data Lake Storage データへの接続準備ができました。

Azure Data Lake Storage リアルタイムデータにLooker Studio からアクセス

それでは、Looker Studio からCData Connect Cloud に接続して新しいAzure Data Lake Storage データソースを作成し、データを使った可視化を作成していきましょう。

  1. Looker Studio にログインして、「作成」ボタンから新しいデータソースを作成し、CData Connect Cloud Connector を選択します。
  2. Looker Studio で新しいデータソースを作成
  3. 「Authorize」をクリックしてGoogle アカウントへのアクセスを許可します。 Connector に権限を付与
  4. 「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。 CData Connect Cloud を認証
  5. Looker Studio のCData Connect Cloud Connector でコネクション(例:ADLS1)を選択し、「Next」をクリックします。 コネクションの選択
  6. テーブル(例:Resources)を選択するかCustom Query を使用して、「CONNECT」をクリックして次に進みます。 テーブルの選択
  7. 必要な場合にはカラムを変更して、「レポートを作成」をクリックしてデータソースをレポートに追加します。
  8. カラム定義の設定
  9. 可視化のスタイルを選択してレポートに追加します。
  10. ディメンションと指標を選択して可視化を作成します。これで、Azure Data Lake Storage データの可視化が作成できました。
  11. Looker Studio でAzure Data Lake Storage データを可視化

クラウドアプリケーションからAzure Data Lake Storage データへのリアルタイム連携

これで、可視化の作成は完了です。あとは、Azure Data Lake Storage から自在にデータを取得して、ダッシュボード構築やレポーティングに活用できます。

クラウドアプリケーションから150を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータ連携の実現には、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。

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