こんにちは。マーケティング担当の對馬です。
本記事ではSaaS データをクラウドツールで利用可能にする「CData Connect Cloud」の基本的な操作方法と機能をご紹介します。
CData Connect Cloud とは
CData Connect Cloud は、SaaS データを連携するクラウドサービスです。Salesforce やkintone などといった100を超えるSaaS に対応しています。CData Connect Cloud を利用することで、それらのデータをクラウドBI やローコード / ノーコードツール、ETL ツールから接続することができます。
クラウドツールからSaaS データを利用する場合、SaaS が提供するAPI を使ってデータに接続しますが、SaaS ごとにデータの接続方式は多様であるため、「データを使いたいのにデータに接続する場面でコストがかかってしまう」ことになります。CData Connect Cloud では、API でのデータ接続をカバーしノーコードでのデータ利用を実現します。ユーザーはデータ接続後の分析やアプリ開発に注力することができます。
利用方法
CData Connect Cloud は30日間の無償トライアルがあります。製品ページより申し込みができますので、ぜひお試しください。
https://www.cdata.com/jp/cloud/
アカウント作成方法は、以下記事をご参照ください。
https://www.cdata.com/jp/blog/connect-trial
CData Connect Cloud 基本操作
CData Connect Cloud を使ってクラウドツールからSaaS データに接続します。
- SaaS への接続設定
- クラウドツールにコネクタ追加
- データ利用
SaaS への接続設定
Connections 画面を開きます。
[Add Connection]ボタンから接続設定を追加します。
接続するSaaS(データソース)を選択します。
接続可能なSaaS が一覧で表示されます。
上部検索窓から、検索することもできます。
接続するSaaS を選択すると、接続設定画面が表示されます。
画面に沿って必要な情報を入力します。
入力が終わりましたら、[Create & Test]ボタンでテストと保存を行います。
クラウドツールでの設定
Clients から設定します。利用可能なクラウドツールが一覧で表示されます。
クラウドツールにコネクタを追加
表記が「Get Started」のツールには、CData Connect Cloud のコネクタが提供されています。
コネクタをインストールすることで、クラウドツールからCData Connect Cloud 機能を利用できます。
Personal Access Token での接続
表記が「Connect」のツールでは、Server 情報やPort、Password(Personal Access Token)をツール側で設定し接続します。
「Connect」を押下すると、必要な情報を確認できます。
Personal Access Token を生成し、クラウドツールでデータ取得設定をします。
CData Connect Cloud では、個人レベルでアクセストークンを発行できます。
CData Connect Cloud 機能
CData Connect Cloud は、SaaS データをクラウドツールから利用するための機能や管理機能も備えています。
Overview:利用状況管理画面
「Overview」では、CData Connect Cloud の利用状況を確認できます。
実行数やコネクション数、アクティブユーザー数といった情報が表示されています。
Connections での権限の設定
作成した接続に対するユーザーの権限を設定します。
「Connections」の接続設定画面、「Permissions」タブから設定できます。
User:ユーザー管理
User 画面では、ロールや権限などのユーザーの管理を行えます。
ユーザー画面から各接続に対する権限の設定も可能です。
ユーザーの追加は、[Invite Users]から行います。
メールアドレスと接続設定に対する必要な権限を設定し、Invite を送ります。
Data Explorer
作成したSaaS 接続設定を使い、取得するデータを確認できます。
接続設定を選択し、クエリを記述することができます。
まとめ
CData Connect Cloud では、画面に沿った設定を行うことでSaaS データのクラウドツール利用を可能にします。
データ接続におけるデータ確認やPAT 作成といった設定も用意しています。
ぜひ無償トライアルで体感してください。
https://www.cdata.com/jp/cloud/
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