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Excel 365 からリアルタイムAzure Data Lake Storage データに連携

CData Connect Cloud を使ってExcel 365 シートからリアルタイムAzure Data Lake Storage データに接続します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-07-24
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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Microsoft Excel 365 はMicrosoft Excel のクラウドネイティブバージョンです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Excel 365 からAzure Data Lake Storage データに即座にアクセスして分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でAzure Data Lake Storage に接続し、Excel 365 シートからAzure Data Lake Storage データにアクセスする方法を説明します。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


CData Connect Cloud の特徴

Connect Cloud は、以下の特徴を持つクラウドアプリ間のリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  • クラウドアプリ間の連携機能を提供し、Excel 365 からAzure Data Lake Storage データへのリアルタイムアクセスを簡単に実現。
  • Microsoft 認定のConnect Cloud アドインを使用するだけで、ノーコードでテーブルを取得・更新でき、自分でカスタムクエリを書くことも可能。
  • データ処理のパフォーマンスも最適化されており、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタリング、JOIN など)をAzure Data Lake Storage に直接発行し、サーバーサイドで処理したAzure Data Lake Storage データを高速で取得。

以下のステップでは、CData Connect Cloud のインスタンスが必要になります。まずは、こちらからConnect Cloud の30日間無償トライアルにサインアップしてください。


サインアップが完了したら、以下のステップを実行することでAzure Data Lake Storage データにアクセスできます。

Connect Cloud からAzure Data Lake Storage への接続

CData Connect Cloud では、直感的なUI を使ってコーディングなしでデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Azure Data Lake Storage」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Azure Data Lake Storage に接続します。

    Azure DataLakeStorage 接続プロパティの取得・設定方法

    Azure DataLakeStorage Gen 1 への接続

    Gen 1 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

    • SchemaADLSGen1 を指定。
    • Account:アカウント名に設定。
    • AzureTenant:テナントId に設定。Azure Portal 内のAzure Data Lake プロパティから取得できます。
    • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

    Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証

    Gen 1 は、認証方法としてAzure Active Directory OAuth(AzureAD)およびマネージドサービスID(AzureMSI)をサポートしています。認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証」セクションを参照してください。

    Azure DataLakeStorage Gen 2 への接続

    Gen 2 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

    • SchemaADLSGen2 に設定。
    • Account:ストレージアカウント名に設定。
    • FileSystem:このアカウントで使用するファイルシステム名に設定。例えば、Azure Blob コンテナ名など。
    • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

    Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証

    Gen 2は、認証方法としてアクセスキー、共有アクセス署名(SAS)、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、マネージドサービスID(AzureMSI)など多様な方法をサポートしています。AzureAD、AzureMSI での認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。

    アクセスキーを使用した認証

    アクセスキーを使用して接続するには、AccessKey プロパティを取得したアクセスキーの値に、AuthScheme を「AccessKey」に設定します。

    Azure ポータルからADLS Gen2 ストレージアカウントのアクセスキーを取得できます。

    1. Azure ポータルのADLS Gen2 ストレージアカウントにアクセスします。
    2. 設定で「アクセスキー」を選択します。
    3. 利用可能なアクセスキーの1つの値を「AccessKey」接続プロパティにコピーします。

    共有アクセス署名(SAS)

    共有アクセス署名を使用して接続するには、SharedAccessSignature プロパティを接続先リソースの有効な署名に設定して、AuthScheme を「SAS」に設定します。 共有アクセス署名は、Azure Storage Explorer などのツールで生成できます。

    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add Azure Data Lake Storage Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

コネクションの設定が完了したら、Excel 365 からAzure Data Lake Storage データに接続できます。

Azure Data Lake Storage のリアルタイムデータにExcel 365 からアクセス

以下のステップでは、Excel 365 からCData Connect Cloud に接続して新しいAzure Data Lake Storage データソースを作成する方法を説明します。

  1. Excel 365 にログインして、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
  2. 「Insert」をクリックして「Office Add-ins」をクリックします(すでにアドインをインストールしている場合は、ステップ4に進んでください)。
  3. CData Connect Cloud アドインを検索してインストールします。 アドインをインストール
  4. 「Data」をクリックしてCData Connect Cloud アドインを開きます。 アドインを開く
  5. アドインのパネルで、「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。 Excel 365 のCData Connect Cloud パネル
  6. Excel 365 のCData Connect Cloud パネルで、「IMPORT」をクリックします。 Excel 365 のCData Connect Cloud パネル
  7. コネクション(例:ADLS1)、テーブル(例:Resources)、カラムを選択してインポートします。 コネクション、テーブル、カラムを選択
  8. オプションでFilters(フィルタ)、Sorting(ソート)、Limit(取得数制限)の設定を追加することもできます。
  9. 「Execute」をクリックしてデータをインポートします。 クエリの実行

クラウドアプリケーションからAzure Data Lake Storage データへのライブアクセス

以上で、Excel 365 ブックからAzure Data Lake Storage リアルタイムデータへのクラウド連携を実現できます。データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

インポートしたデータ(Salesforce の場合)

クラウドアプリケーションから、ノーコードで150を超えるSaaS 、ローコードアプリ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。