PowerShell からTigerGraph データに接続してデータの取得・CSV エクスポートを実行する方法

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for TigerGraph を使えば、PowerShell からTigerGraph に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、TigerGraph への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

TigerGraph への接続を設定

それでは、まずはTigerGraph への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData TigerGraph Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module TigerGraphCmdlets;

Connect-TigerGraph コマンドを使ってTigerGraph との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-TigerGraph  -User "$User" -Password "$Password" -URL "$URL"

TigerGraph 接続プロパティの取得・設定方法

TigerGraph インスタンスで認証するには、User、Password、およびURL プロパティに有効なTigerGraph 資格情報を設定します。デフォルトでは、ポート14240で接続されます。

これで接続設定は完了です。

TigerGraph データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、person テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-TigerGraph -Connection $conn -Table person | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\mypersonData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-TigerGraph から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのTigerGraph データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。