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SAP SuccessFactors Excel Add-In を使って、Microsoft Excel から直接SAP SuccessFactors データにアクセスできます。

Excel からSAP SuccessFactors のBenefits、Compensation、Jobs データを読み書き更新。Excel での一括入力・一括編集、データクレンジング & 重複削除や、データ分析などに最適!

Excel を使ってSAP SuccessFactors にデータを追加・編集する方法

この記事では、CData Excel Add-In を使ってExcel からデータをSAP SuccessFactors にノーコードで追加・編集する方法を説明します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-28
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CData

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Excel ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Excel Add-In for SAPSuccessFactors を使えば、Excel から直接SAP SuccessFactors のデータ取得、追加、編集が可能になります。SAP SuccessFactors のデータを一度Excel にエクスポートして編集・データソースの一括更新を行えるだけではなく、Excel スプレッドシートに保存されているデータを一括でSAP SuccessFactors にインポートすることも可能です。

この記事ではExcel Add-In の使い方を説明し、実際にSAP SuccessFactors データを取得、追加、編集していきます。記事の例ではExtAddressInfo テーブルを使いますが、同じことがCData Excel Add-In で取得できるすべてのSAP SuccessFactors データのテーブルに対して実行可能です。

SAP SuccessFactors への接続を設定

まずは、本記事右側のサイドバーからSAPSuccessFactors Excel Add-In の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

SAP SuccessFactors への接続には、Excel Add-in をインストールした後にExcel を起動して、「CData」タブ ->「データの取得」->「取得元:SAP SuccessFactors」とクリックしていきます。

Excel のCData タブからデータの取得アイコンをクリックして、取得元:SAP SuccessFactorsを選択

接続エディタが表示されるので、接続プロパティを入力して「接続テスト」をクリックしてください。プロパティの取得方法について説明します。

Basic 認証またはOAuth with SAML アサーションを使用して、SAP SuccessFactors に認証できます。

Basic 認証

SAP SuccessFactors に正常に認証するには、次のプロパティの値を指定する必要があります。プロバイダーは、Cookie を使用してSAP SuccessFactors によって開かれたセッションを再利用することに注意してください。つまり、セッションを開く最初のリクエストでのみクレデンシャルが使用されます。その後、SAP SuccessFactors から返されたCookie が認証に使用されます。

  • Url: Success Factors をホストするサーバーのURL に設定。一部のサーバーがリストされています。SAP support documentation(外部リンク)。
  • User: アカウントのユーザー名に設定。
  • Password: アカウントのパスワードに設定。
  • CompanyId: 会社の一意の識別子に設定。

OAuth 認証

アクセストークンを取得するために使用される、次のプロパティの値を指定する必要があります。

  • Url: Success Factors をホストするサーバーのURL に設定。一部のサーバーがリストされています。SAP support documentation(外部リンク)。
  • User: アカウントのユーザー名に設定。
  • CompanyId: 会社の一意の識別子に設定。
  • OAuthClientId: API Center で生成されたAPI Key に設定。
  • OAuthClientSecret: SAML アサーションの署名に使用されるX.509 プライベートキー。プライベートキーは、「Registering your OAuth Client Application」でダウンロードした証明書に記載されています。
  • InitiateOAuth: GETANDREFRESH に設定。

SAP SuccessFactors データの取得

接続設定が完了したら、いよいよSAP SuccessFactors のデータを取得してみましょう。

  1. 接続が完了すると、以下の「クエリを編集」画面が表示されます。
  2. クエリ編集画面
  3. 「テーブル/ビュー」項目の「選択」ボタンをクリックします。テーブル一覧が表示されるので、取得したいテーブルを選択してください。今回はExtAddressInfo を使います。
  4. 以下のようにテーブルのメタデータが自動で取得・表示されます。「最大行数」で取得するレコード数を調整することもできます。新規データの一括入力だけが目的の場合は、1行だけを取得するといったことも可能です。
  5. テーブルの情報
  6. 「シート名」にデータを追加するExcel シートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名がシート名になります。準備ができたら「OK」をクリックすると、データが取得されます(以下はすべてサンプルデータです)。
  7. 取得したSAP SuccessFactors データ

SAP SuccessFactors へのデータの追加・更新

これで、データの取得は完了です。ここからはデータ追加をやっていきましょう。今回は、ExtAddressInfoSample という別シートにあるデータをSAP SuccessFactors に追加していく、というシナリオで進めていきます。

  1. テーブルの最終行の下の行に、別シートを参照する式を入力します。例:=ExtAddressInfoSample!A1。これで、別シートのデータをコピーできました。新たに追加してデータソース側に反映されていないデータは、赤文字で表示されます。注意点として、(読み取り専用)となっているカラムは空のままにしておいてください。 別シートからデータを入力
  2. 参照用のセルをドラッグドロップして、どんどんデータを追加します。CData Excel Add-In では複数行のデータを一括で追加できます。 複数行のデータを追加
  3. それでは、Excel で追加したデータを実際にSAP SuccessFactors に追加してみます。追加する行を選択して、CData リボン内の「行の更新」->「選択された行の更新」ボタンをクリックします。
  4. CDataリボンから行を更新

各行の追加が完了すると、追加した値の文字が赤から黒に変わります。もしエラーなく処理が完了しても文字の色が変わらなければ、「ワークアウトのリフレッシュ」を試してみてください。

正常にデータが追加された

データの更新

追加と類似の方法でデータを更新できます。シートに取得したデータを編集すると赤文字になるので、あとは行の更新を実行するだけです。

SAP SuccessFactors からExcel へのデータ連携には、ぜひCData Excel Add-In をご利用ください

このようにCData Excel Add-In と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをExcel からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData Excel Add-In は、日本のユーザー向けにUI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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