製品をチェック

SAP BusinessObjects BI Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

SAP BusinessObjects BI アイコン SAP BusinessObjects BI JDBC Driver 相談したい

SAP BusinessObjects BI 連携のパワフルなJava アプリケーションを素早く作成して配布。

FineReport にSAP BusinessObjects BI のデータを連携してビジュアライズ・レポートを作成

SAP BusinessObjects BI を帳票ツールのFineReport からデータソースとして設定する方法。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-11-02
sapbusinessobjectsbi ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
FineReport ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData JDBC Driver for SAPBusinessObjectsBI は、JDBC 標準に準拠しており、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでSAP BusinessObjects BI へのデータ連携を提供します。FineReport は中国BI ベンダー最大手の帆軟軟件(ファンランソフトウェア)が開発&販売する帳票とBIダッシュボード開発プラットフォームです。 この記事では、帳票ツールのFineReport からSAP BusinessObjects BI] に連携する方法を説明します。

SAP BusinessObjects BI のデータのJDBC データソースを作成

下記の手順に従って、FineReport からSAP BusinessObjects BI にデータベース接続として繋ぎます。

  1. FineReport の「\FineReport_10.0\webapps\webroot\WEB-INF\lib」ディレクトリにCData JDBC ドライバインストールディレクトリの「lib」サブフォルダ内のcdata.jdbc.sapbusinessobjectsbi.jar ファイルをコピーして配置します。製品版の場合には.lic ファイルも同様に配置します。
  2. FineReport の帳票デザイナーを起動します。[サーバ]タブから[データ接続定義]をクリックし、[JDBC]を選択します。
  3. FineReport サーバタブ

開いたデータ接続定義ウィンドウで接続を確立します。

  1. データベース:Other
  2. JDBC ドライバ:cdata.jdbc.sapbusinessobjectsbi.SAPBusinessObjectsBIDriver
  3. URL: jdbc:sapbusinessobjectsbi: に続けてセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
    一般的なJDBC URL は次の通りです: jdbc:sapbusinessobjectsbi:User=username;Password=password;Url=http://myinstance:6405/biprws
  4. FineReport データ接続定義ウィンドウ
  5. [接続プール属性]をクリックして、[接続の貸出前に接続有効性を検証]の属性項目を[なし]に変更します。
  6. FineReport 接続プール属性

データ接続定義ウィンドウ上部の[接続テスト]をクリックします。これでSAP BusinessObjects BI のデータへの接続が確立され、FineReport 上で仮想RDB としてデータを連携利用することができるようになりました。

SAP BusinessObjects BI のデータを実際にデザイナで抽出(Select)してレポートで使ってみる

  1. 左下ペインの+印をクリックし、[データベースクエリ]を選択します。データベースクエリウィンドウが開きます。
  2. 左上のドロップダウンリストで先ほど作成したJDBC 接続を選択します。
  3. 左ペインにSAP BusinessObjects BI のエンドポイントがそれぞれテーブルとして表示されます。
  4. FineReport データベースクエリ
  5. SAP BusinessObjects BI のデータの表示されているテーブルから抽出するテーブル・カラムを指定してSelect 文を書きます。
  6. プレビューをクリックするとデータがテーブル状で取得され、表示されます。
  7. FineReport データベースクエリプレビュー
  8. 作成したデータセットを利用してダッシュボードを作成していきます。
  9. FineReport のダッシュボード

このようにSAP BusinessObjects BI 内のデータをAPI を書くことなくFineReport上で連携利用することができるようになります。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。