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CData Connect

Amazon QuickSight でSAP BusinessObjects BI のデータに連携するインタラクティブなダッシュボードを作成

CData Connect Server を使ってSAP BusinessObjects BI のデータの仮想エンドポイントを作成して、Amazon QuickSight からSAP BusinessObjects BI のデータを使ったインタラクティブダッシュボードを作成。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-16

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Amazon QuickSight は、ユーザーがインタラクティブなダッシュボードを作成できるサービスです。Amazon QuickSight とCData Connect Server を一緒に使うことで、簡単にSAP BusinessObjects BI のデータに連携する可視化、ダッシュボードを作成することができます。この記事では、Connect Server を経由してAmazon QuickSight からSAP BusinessObjects BI に連携するダッシュボードを作成する方法を説明します。

CData Connect Server は、SAP BusinessObjects BI のデータの仮想インターフェースを提供し、Amazon QuickSight からリアルタイムSAP BusinessObjects BI のデータに直接連携することができます。Amazon QuickSight に簡単にSAP BusinessObjects BI のデータをインポートすることで、レスポンシブなダッシュボードをAWS エコシステム上で作成することができます。

SAP BusinessObjects BI の仮想MySQL データベースを作成

CData Connect Server は、直観的なPoint-and-click インターフェースでデータソースへの接続およびAPI エンドポイント作成を行います。

  1. Connect Server にログインして、Databases をクリックします。 データベースを追加
  2. 利用できるデータソースアイコンから"SAP BusinessObjects BI" を選択します。
  3. SAP BusinessObjects BI に接続するために必要なプロパティを入力します。

    SAP Business Objects BI インスタンスに接続するには、次の接続プロパティを設定する必要があります。

    • Url: Rest API URL に設定。セントラル管理コンソールにログインしたら、コンボボックスから'アプリケーション' を選択します。'RESTful Web Service' をダブルクリックするとアクセスURL が表示されます。 デフォルトは、http://{Server-Name}:6405/biprws です。
    • User: インスタンスのユーザー名に設定。
    • Password: インスタンスのパスワードに設定。
    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database をクリックします。
  5. Permission -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。

これで、SAP BusinessObjects BI の仮想データベースが作成でき、Amazon QuickSight からの可視化が可能になりました。

QuickSight にSAP BusinessObjects BI のデータをインポートして、インタラクティブダッシュボードを作成

次の手順で、SAP BusinessObjects BI の仮想データベースをCData Connedct Server に作成し、データをインポートして可視化を作成します。

  1. Amazon QuickSight にログインして「データセット」をクリックします。
  2. 次に「新しいデータセット」をクリックし、SQL Server をデータソースとして選択します。以下のように、CData Connect Server インスタンスの接続情報を入力していきます。 QuickSight からデータセットを新規作成
    • データソース名:任意
    • 接続タイプ:パブリックネットワーク
    • データベースサーバー: 接続するCData Connect Server インスタンスのURL。例:CONNECT_SERVER_URL
    • ポート:インスタンス接続用のポート。1433 など。
    • データベース名:仮想データベース名、例: SAPBusinessObjectsBI1
    • ユーザー名:Connect Server で接続許可を与えたユーザー名
    • パスワード:Connect Server ユーザーのパスワード
    • SSL:インスタンス側でSSL を設定している場合にはオンに、設定していない場合はオフにしてください。
    Connect Server のSAP BusinessObjects BI にQuickSight から接続 「接続を検証」をクリックして接続をテストし、問題がなければ「データソースを作成」をクリックして接続を確立します。
  3. テーブルの選択画面で、「カスタムSQL を使用」を選択します。 カスタムSQL の入力画面へ移動
  4. 次の画面で、「データの編集/プレビュー」を選択します。 データの編集画面へ移動
  5. カスタムSQL を入力、およびデータをプレビューできる画面が表示されるので、「スキーマエクスプローラー」から可視化したいスキーマおよびテーブルを選択して、以下の形式でカスタムクエリを作成します。

    SELECT <カラム名> FROM [<スキーマ名>].[<テーブル名>]。例えば、SELECT * FROM [SAPBusinessObjectsBI1].[MyCustomReport] などです。

    カスタムSQL を入力してデータを取得
  6. プレビューでデータを確認できたら、「保存して視覚化」ボタンを押して、データをロードします。
  7. あとは、フィールドとタイプを選択して自在に可視化を作成できます。

SaaS アプリケーションからSAP BusinessObjects BI のデータにSQL アクセスを実現

このようにAmazon QuickSight からSAP BusinessObjects BI のデータに連携ができました。これで簡単に可視化やダッシュボード作成が可能です。他にも多くのSaaS に対応するCData Connect Server の詳細をこちらから ご覧ください。

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