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この記事では、REST のpeople データをkintone に同期する方法を紹介します。グレープシティ社のkrewData というkintone プラグインとCData Connect Server を使うと、REST をはじめとする100を超えるSaaS データをノーコードでkintone に取り込むことが可能です。
krewData は、グレープシティ社が提供するkintone のプラグインで、kintone の複数のアプリ間やExcel・CSV ファイルとkintone のデータ統合をkintone 上で行うことができます。
https://krew.grapecity.com/products/krewdata.htmkrewData からCData Connect Server に接続するには、利用するConnect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL での接続を設定する必要があります。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、krewData はCData Connect Server に接続することができません。
クラウドホスティングでの利用をご希望の方は、AWS Marketplace やGCP Marketplace で設定済みのインスタンスを提供しています。
CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。
データソースへの認証については、データプロバイダーのヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください: データプロバイダーはREST API を双方向データベーステーブルとして、XML/JSON ファイル(ローカルファイル、一般的なクラウドサービスに保存されているファイル、FTP サーバー)を読み取り専用のビューとしてモデル化します。HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、FTP などの主要な認証スキームがサポートされています。認証についての詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
URI を設定し、認証値を指定したら、Format を"XML" または"JSON" に設定して、データ表現をデータ構造により厳密に一致させるようにDataModel を設定します。
DataModel プロパティは、データをどのようにテーブルに表現するかを制御するプロパティで、以下の基本的な設定を切り替えます。
リレーショナル表現の構成について詳しくは、「REST データのモデル化」を参照してください。次の例で使用されているサンプルデータもあります。データには、人、所有している車、およびそれらの車で行われたさまざまなメンテナンスサービスのエントリが含まれています。The data includes entries for people, the cars they own, and various maintenance services performed on those cars.
仮想データベースが作成されたら、krewData を含むお好みのクライアントからREST に接続できるようになります。
コネクションが構成されたら、kintone 上のkrewData プラグインからREST に接続できるようになります。
ここからは、kintone のプラグインであるkrewData での設定になります。
krewData のプラグインインストールとkintone での設定については、こちらのリンクを参照してください。
https://krew.grapecity.com/products/krewdata.htmkintone にkrewData プラグインを入れ、必要な権限設定を行ってください。
ここからは、実際にREST をkintone にロードするフローを作成していきます。krewData 自体は、複数データソースの統合、データのフィルタリング、集計処理など多様な機能を有するETL ですが、今回はシンプルにREST のpeople データをkintone のアプリに同期するフローを作成します。
kintone への出力を行う設定を行います。
では、実際にフローを実行していきます。
まずはユーザー情報を指定する必要があります。左上の「設定ファイル」タブをクリックします。kintone のログイン名とパスワードを入力します。セキュアアクセスを使っている場合にはセキュアアクセス設定が必要です。
右上の「▶実行」ボタンをクリックして、フローを実行しましょう!!!
「成功」の表示がでました。
実際にkintone 上で出力アプリとして設定したアプリを開いてみます。ちゃんとREST people 情報がkintone アプリのレコードとして同期されていました。
いかがでしたか?このようにCData Connect Server とkrewData を使って、簡単にREST のpeople データをkintone にノーコードで同期することができました。
是非、CData Connect Server で他の100を超えるデータソースでもkintone への同期をお試しください。