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SAP Analytics Cloud は、クラウドベースのビジネスインテリジェンスプラットフォームです。CData Connect Server は、Phoenix の仮想データベースを作成し、Phoenix のOData API(Analytics Cloud でネイティブに使用可能)を生成するために使用できます。SAP Analytics Cloud をCData Connect Server とペアリングすることで、すべてのSaaS およびBig Data とNoSQL ソースへの、データを移行したり統合したりする必要のない接続が可能になります。ほかのOData サービスと同様に、Connect Server に接続するだけで、すべてのデータに瞬時にライブアクセスできます。
この記事では、Connect Server でのPhoenix への接続と、Analytics Cloud からのConnect Server への接続について説明し、モデルと簡単なダッシュボードを作成します。
SAP Analytics Cloud からCData Connect Server に接続するには、利用するConnect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL での接続を設定する必要があります。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、SAP Analytics Cloud はCData Connect Server に接続することができません。
クラウドホスティングでの利用をご希望の方は、AWS Marketplace やGCP Marketplace で設定済みのインスタンスを提供しています。
SAP Analytics Cloud からPhoenix に接続するには、Connect Server インスタンスからPhoenix アクセスを設定する必要があります。これは、ユーザーの作成、Phoenix への接続、OData エンドポイントの追加、(オプションとして)CORS の構成を意味します。
Analytics Cloud からConnect Server を介してPhoenix に接続するユーザーを作成します。
CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。
Phoenix Query Server 経由でApache Phoenix に接続します。デフォルトのポートと異なる場合は、Server とPort プロパティを設定してApache Phoenix に接続します。Servre プロパティは通常、Apache Phoenix をホストしているサーバーのホスト名またはIP アドレスです。
デフォルトでは、認証は使用されません(プレーン)。サーバーに認証が設定されている場合は、AuthScheme をNEGOTIATE に設定して、 必要な場合にはUser とPassword プロパティを設定して、Kerberos で認証します。
Phoenix に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
Ajax などのアプリケーションから複数の異なるドメインにアクセスして接続すると、クロスサイトスクリプティングの制限に違反する恐れがあります。その場合には、[OData]->[Settings]でCORS 設定を構成します。
設定への変更を保存します。
Phoenix への接続が設定されてOData エンドポイントが作成されると、SAP Analytics Cloud でPhoenix データのモデルを作成できるようになります。
モデルが作成されたら、Phoenix データを使用してSAP Analytics Cloud でダッシュボードを作成できるようになります。
これで、リアルタイムPhoenix データから簡単で強力なダッシュボードが作成されました。Phoenix(および240 以外のデータソース)のOData フィードを作成する方法の詳細については、Connect Server ページにアクセスしてください。無料トライアルにサインアップして、SAP Analytics Cloud でリアルタイムPhoenix データの操作を開始してください。