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こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for OracleERP と組み合わせると、Spark はリアルタイムでOracle Financials Cloud のデータに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してOracle Financials Cloud をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムOracle Financials Cloud と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Oracle Financials Cloud に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Oracle Financials Cloud にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してOracle Financials Cloud を操作して分析できます。
まずは、本記事右側のサイドバーからOracleERP JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for OracleERP/lib/cdata.jdbc.oracleerp.jar
Oracle Financials Cloud への認証には、以下を設定してください。
JDBC 接続文字列URL の作成には、Oracle Financials Cloud JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.oracleerp.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val oracleerp_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:oracleerp:Url=https://abc.oraclecloud.com;User=user;Password=password;").option("dbtable","Invoices").option("driver","cdata.jdbc.oracleerp.OracleERPDriver").load()
Oracle Financials Cloud をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> oracleerp_df.registerTable("invoices")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> oracleerp_df.sqlContext.sql("SELECT InvoiceId, Amount FROM Invoices WHERE Supplier = CData Software").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなOracle Financials Cloud のデータを取得できました!これでOracle Financials Cloud との連携は完了です。
CData JDBC Driver for OracleERP をApache Spark で使って、Oracle Financials Cloud に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。