製品をチェック

MariaDB ODBC Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

MariaDB アイコン MariaDB ODBC Driver 相談したい

MariaDB ODBC Driver で、ODBC 接続をサポートするあらゆるツール・アプリケーションからMariaDB にデータ連携が可能になります。

標準ODBC Driver インターフェースでMariaDB データを仮想化してどこからでもアクセス可能に。

MariaDB のデータをBoard に連携してビジュアライズを作成

MariaDB をBI ツールのBoard にデータ接続して、データソースとする方法。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-12-23
mariadb ロゴ

CData

odbc ロゴ画像
board ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData ODBC Driver for MariaDB は、ODBC 標準に準拠しており、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでMariaDB への接続を提供します。 この記事では、CPM/BIツールのBoardからMariaDB に接続、レポートを作成する方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。

  1. MariaDB をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにMariaDB のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMariaDB の接続を設定、2.board 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとMariaDB への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからMariaDB ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

  1. インストール後、ODBCデータソースアドミニストレーターにて[システムDSN]タブをクリックし、CData MariaDB Source Sys(64bit or 32bit)の接続情報を構成します。(※BoardはシステムDSNのみに対応しています。ユーザーDSNの場合接続できませんので、ご注意ください。)
  2. 接続には、MariaDB サーバーのServer およびPort プロパティを設定します。IntegratedSecurity をFALSE に設定する場合、User およびPassword プロパティが必要になります。Database は設定すればデータベースの指定が可能です。設定しない場合には全データベースが使えます。

  3. Board

Board DB の作成

最初にBoardの接続情報やキューブ等を格納するDBを作成します。

  1. Boardを立ち上げて、任意の接続先へ接続します。
  2. Board
  3. [Database]タブから[New DB]をクリックします。
  4. Board
  5. 開いたDB作成用ウィンドウにて、任意の[Database name][Language][From Year][To Year]を入力し[OK]をクリックします。
  6. Board

SQL FastTrackを用いたODBCデータソースからのデータロード

次にSQL FastTrackの機能を用いてODBCデータソースから MariaDB のデータをBoard上にロードします。

  1. [Database]タブの[SQL FastTrack]をクリックし、Data souceの[New]ボタンをクリックします。
  2. Board
  3. 接続先を設定するためのウィンドウが表示されますので、[OLE-DB Wizard]をクリックします。
  4. Board
  5. 開いたデータリンクプロパティの[プロバイダー]タブから[Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers]を選択し、[次へ]をクリックします。
  6. Board
  7. [接続タブ]の[1.データソースを指定します]から事前に設定したODBC DSNを選択し、[3.使用する初期カタログを入力します]に[CData]を入力の上、[OK]をクリックします。
  8. Board
  9. 任意の[Name]を入力し[Save & Connect]をクリックします。
  10. Board
  11. SQL FastTrackの画面に戻った後、[Connect]をクリックします。
  12. Board
  13. Connectをクリック後、Data souce画面左側に MariaDB のテーブル一覧が表示されます。分析対象とするテーブルをダブルクリックすると、自動的にSQL クエリが記述されます。記述内容を確認の上、[Execute Query]をクリックします。
  14. Board
  15. Execute Queryをクリックすると、テーブルに格納された項目一覧が以下の図のように表示されます。分析で使用したい任意の項目を[Code][Desc][Cube]のいずれかにチェックを入れ、Cube/Entityを入力し、Track実行ボタンをクリックします。
  16. Board
  17. 確認ダイアログが表示されますので、[Yes]をクリックします。
  18. Board
  19. SQL FastTrackの機能により、ODBC データソースからデータがロードされ、自動的にEntityとCubeが生成されます。
  20. Board
  21. 以下のダイアログが表示されれば、Boardへのデータロードは完了です。
  22. Board

グラフの作成

ロードしたデータを元に簡単なグラフの作成方法を紹介します。

  1. 最初に各種Screenを格納するためのCapsuleを作成します。[Home]タブを選択し[Capsule]から[New Capsule]をクリックします。
  2. raccoon
  3. 任意の[Capsule Name]を入力し[OK]をクリックします。
  4. raccoon
  5. 続いてScreenを作成するための画面が表示されるため任意の[Screen Name]を入力し[OK]をクリックします。
  6. raccoon
  7. Screenが作成されると、ChartやDataViewを配置することが可能になります。[Charts]から[Chart]を選択し、Screenにドラッグ・アンド・ドロップでChartを配置します。
  8. raccoon
  9. 以下のようにChartを配置後、右クリックメニューで[Layout]をクリックします。
  10. raccoon
  11. LayoutでChart上のValueとして扱う値を指定します。[Data]タブから[Double-click here to create a block]の箇所をダブルクリックします。
  12. raccoon
  13. [Data Selection]から先程のSQL FastTrackにてCubeの指定をした任意の値を選択し[OK]をクリックします。
  14. raccoon
  15. 続いて[Axes]タブをクリックし、先程指定した値の分析軸とするBy Rowに任意の項目を選択し[OK]をクリックします。
  16. raccoon
  17. 設定完了後、以下のようにグラフが表示されます。
  18. raccoon

このようにMariaDB 内のデータをAPI を書くことなくBoard上で利用することができるようになります。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。