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Aqua Data Studio からHCL Domino のデータに連携

HCL Domino のデータにAqua Data Studio のVisual Query Builder やTable Data Editor からデータ連携。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-08-10
domino ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Aqua Data Studio ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for Domino は、Aqua Data Studio のようなIDE のウィザード・アナリティクスにHCL Domino のデータを統合します。本記事では、HCL Domino のデータをコネクションマネージャーに接続してクエリを実行する手順を説明します。

JDBC Data Source の設定

コネクションマネージャーで、新しいJDBC データソースとして、接続プロパティ設定を行い、保存します。HCL Domino のデータがAqua Data Studio ツールから使えるようになります。

  1. Aqua Data Studio で、Server メニューから Register Server を選択します。
  2. Register Server フォームで、 'Generic - JDBC' コネクションを選びます。
  3. 次のJDBC 接続プロパティを設定します:
    • Name:任意の名前、データソースの名前など。
    • Driver Location:Browse ボタンをクリックして、インストールディレクトリのlib フォルダの cdata.jdbc.domino.jar ファイルを選択します。
    • Driver:クラス名に cdata.jdbc.domino.DominoDriver を入力。
    • URL:jdbc:domino: から始まるJDBC URL を入力します。接続プロパティをカンマ区切りで書きます。接続プロパティの詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。一般的な接続文字列は:

      jdbc:domino:Server=https://domino.corp.com;Database=names.nsf;Port=3002;SSLClientCertType=PEMKEY_FILE;SSLClientCert=full_path_of_certificate.pem;SSLServerCert=*
    The JDBC data source, defined by the JAR path, driver class, and JDBC URL.(QuickBooks is shown.)
  4. Domino への接続

    Domino のデータに接続するには、以下のプロパティを設定してください。

    • URL: Domino データベースをホスティングしているサーバーのホスト名、またはIP を入力します。サーバーのポート番号を含めてください。例えば、http://sampleserver:1234/
    • DatabaseScope: Domino Web UI 内のスコープ名を入力します。ドライバーは、ここで指定したスコープによって制御されるスキーマの、フォームとビューを公開します。Domino Admin UI で、サイドバーからScopes メニューを選択します。このプロパティを、既存のスコープ名に設定します。

    Domino での認証

    Domino は、ログインクレデンシャルまたはAzure Active Directory OAuth アプリケーションを使用した認証をサポートしています。

    ログインクレデンシャル

    ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:

    • AuthScheme: これを"OAuthPassword" に設定します
    • User: 認証するDomino ユーザーのユーザー名
    • Password: 認証するDominoユ ーザーに関連付けられたパスワード

    ドライバーはログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。

    AzureAD

    この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWTトークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。そのためには、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。

    • AuthScheme: これを"AzureAD" に設定します
    • InitiateOAuth: これをGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用すると、OAuth 交換の繰り返しやOAuthAccessToken の手動設定を避けることができます。
    • OAuthClientId: カスタムOAuth アプリケーションのセットアップ時に取得したクライアントID
    • OAuthClientSecret: カスタムOAuth アプリケーションのセットアップ時に取得したクライアントシークレット
    • CallbackURL: アプリ登録時に定義したリダイレクトURI。例えば、https://localhost:33333
    • AzureTenant: データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。companyname.microsoft.com 形式の値またはテナントID のいずれかを指定してください。

      テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。

HCL Domino のデータにクエリを実行

接続したテーブルにクエリを実行してみます。

A query executed in the Table Data Editor.(QuickBooks is shown.)

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