製品をチェック

AlloyDB Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

AlloyDB アイコン AlloyDB JDBC Driver 相談したい

AlloyDB データと連携するパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

AlloyDB のデータを帳票ツールbiz-Stream で連携利用する方法

CData JDBC ドライバを使って、帳票ツールのbiz-Stream で AlloyDB をノーコードで連携。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2022-05-18
alloydb ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
biz-Stream ロゴ

こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

biz-Stream は、多様な表現が可能なWeb 帳票ソリューションです。

この記事では、biz-Stream からCData JDBC ドライバ経由でAlloyDB のデータにリアルタイムで連携接続して帳票から利用する方法を紹介します。CData Drivers を使うことで、RDB のようにbiz-Stream 内でAlloyDB のデータを扱うことができるようになります。

biz-Stream へのAlloyDB JDBC ドライバーの配置

デフォルトの内容でインストールした場合、以下のパスに jar ファイルが配置されますので、その jar ファイルを biz-Stream の所定のパスにコピーします。

  • cdata.jdbc.alloydb.jar
  • cdata.jdbc.alloydb.lic (試用版では.lic ファイルは不要)
  • コピー元:C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for AlloyDB 20xxJ\lib
  • コピー先:C:\Program Files (x86)\brainsellers\biz-Stream レイアウト・デザイナ\lib_jdbc

biz-Stream からAlloyDB への接続設定

レイアウトデザイナを起動後、リソース定義にて AlloyDB への接続設定を行います。ドライバー選択のプルダウンに CData AlloyDB JDBC Driver が表示されますので選択します。

AlloyDB 接続プロパティの取得・設定方法

AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。

  • Server:AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
  • Port(オプション):AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。このプロパティはデフォルトで5432に設定されます。
  • User:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
  • Password:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
  • Database(オプション):AlloyDB サーバーに接続する場合のデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

AlloyDB への認証

標準認証

標準認証(事前に提供されたユーザーとパスワードの組み合わせを使用)は、デフォルトの認証形式です。

標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。

pg_hba.conf 認証スキーム

CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。

AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。

MD5

pg_hba.conf ファイルのauth-methodmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。

SASL

CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。

この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-methodscram-sha-256 に設定します。

Kerberos

Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。

サーバURLは以下の形式で入力します。
URL: jdbc:alloydb:User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432

AlloyDB のデータ リソースの作成

JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う

JDBC 接続文字列を作るには、AlloyDB JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。

Windows:

java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for AlloyDB 20xxJ\lib\cdata.jdbc.alloydb.jar'

MacOS:

java -jar cdata.jdbc.alloydb.jar

接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。

接続文字列デザイナーを使って、JDBC URL を生成する (Salesforce is shown.)

次にデータ取得条件を設定します。SQL 定義から定義名を設定し、編集ボタンをクリックします。

AlloyDB のデータ リソースの編集

上のグレーエリアで右クリック → テーブルリストと選択しますと、AlloyDB のオブジェクトがリストで表示されます。使用するテーブルを選択します。

AlloyDB のデータ リソースの選択

ここでは取得対象の項目や条件などを設定することができます。対象項目や条件を指定できたらOKボタンをクリックし、戻った画面で追加ボタンをクリックします。

AlloyDB のデータ のカラム選択と条件設定

最後にデータソース設定を行います。データソース定義名に先ほど設定したものを選択し、画面下部にある追加ボタンをクリックします。これでbiz-Stream でAlloyDB のデータを利用する準備ができました。

データソース設定

AlloyDB のデータをリアルタイムで参照するbiz-Stream 帳票のデザイン

用紙設定を行います。今回は A4 設定にしました。設定後は画面下部にある追加ボタンをクリックします。

ページ設定では新規ボタンをクリックします。

ここではレイアウトデザイナが帳票テンプレートを xml で保存しますので、ファイル名を設定します。

レイアウトにはさまざまなメニューがありますが、今回は表を使用します。表を設定後、AlloyDB から取得したデータをセットするエリアを作成します。各セルにテキストボックスを挿入し、そのテキストボックス自体に AlloyDB の項目を紐づけします。
※ヘッダーにもそれぞれテキストボックスを追加します。

表オブジェクトとしてAlloyDB を使用

レイアウト作成画面を閉じた後、ページ設定の画面に戻りますので、画面下部にある追加ボタン(一度作成している場合は適用)をクリックし、レイアウトの作成が完了となります。

レイアウトデザイナーのトップ画面のヘッダーメニューからプレビューアイコンをクリックします。先ほど作成したレイアウトで AlloyDB のデータを表示させることができます。

このようにCData JDBC ドライバをアップロードすることで、簡単にbiz-Stream でAlloyDB のデータをリアルタイムに参照する帳票をノーコードで連携して作成することができます。

ぜひ、CData JDBC Driver for AlloyDB 30日の無償評価版 をダウンロードして、お試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。