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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Pythonエコシステムには多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。本記事では、CData Python Connector for ActiveDirectory とpetl フレームワークを使って、Active Directory のデータにPython から接続してデータを変換、CSV に出力するETL 変換を実装してみます。
CData Python Connector は効率的なデータ処理によりActive Directory のデータ にPython から接続し、高いパフォーマンスを発揮します。Active Directory にデータをクエリする際、ドライバーはフィルタリング、集計などがサポートされている場合SQL 処理を直接Active Directory 側に行わせ、サポートされていないSQL 処理については、組み込みのSQL エンジンによりクライアント側で処理を行います(JOIN やSQL 関数など)。
pip で必要なモジュールおよびフレームワークをインストールします:
pip install petl pip install pandas
モジュールとフレームワークをインストールしたら、ETL アプリケーションを組んでいきます。コードのスニペットは以下の通りです。フルコードは記事の末尾に付いています。
CData Connector を含むモジュールをインポートします。
import petl as etl import pandas as pd import cdata.activedirectory as mod
接続文字列で接続を確立します。connect 関数を使って、CData Active Directory Connector からActive Directory への接続を行います
cnxn = mod.connect("User=cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain;Password=bob123;Server=10.0.1.2;Port=389;")
接続には以下の情報が必要です。
BaseDN: 指定されたname にLDAP 検索の範囲を制限します。
ちなみに、BaseDN を狭い範囲に設定することで大幅にパフォーマンスを改善できます。例えば、cn=users,dc=domain は、cn=users およびその子の範囲に戻り値の結果を制限します。
Active Directory にはSQL でデータアクセスが可能です。User エンティティからのデータを読み出します。
sql = "SELECT Id, LogonCount FROM User WHERE CN = 'Administrator'"
DataFrame に格納されたクエリ結果を使って、petl でETL(抽出・変換・ロード)パイプラインを組みます。この例では、Active Directory のデータ を取得して、LogonCount カラムでデータをソートして、CSV ファイルにデータをロードします。
table1 = etl.fromdb(cnxn,sql) table2 = etl.sort(table1,'LogonCount') etl.tocsv(table2,'user_data.csv')
CData Python Connector for ActiveDirectory を使えば、データベースを扱う場合と同感覚で、Active Directory のデータ を扱うことができ、petl のようなETL パッケージから直接データにアクセスが可能になります。
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import petl as etl import pandas as pd import cdata.activedirectory as mod cnxn = mod.connect("User=cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain;Password=bob123;Server=10.0.1.2;Port=389;") sql = "SELECT Id, LogonCount FROM User WHERE CN = 'Administrator'" table1 = etl.fromdb(cnxn,sql) table2 = etl.sort(table1,'LogonCount') etl.tocsv(table2,'user_data.csv')