CData Virtuality - ODBC での接続

CData Virtuality - ODBC での接続

こんにちは。CData Software Japan の色川です。

CData Virtuality は、CData がお届けするエンタープライズグレードのデータ仮想化プラットフォームです。仮想統合によるリアルタイムアクセスとレプリケーションによる物理的なデータ移動によるバイモーダルで実用的なデータ統合を実現します。Virtuality のエンタープライズワークロード向けに構築された高機能なデータ仮想化により、企業でのデータジャーニーを加速することができます。

この記事ではVirtuality のODBC Driver についてご紹介します。JDBC Driver についてはこちらの記事を。その他にもCData Virtuality に関する記事は、こちらからごらんいただけます。

CData Virtuality

CData Virtuality は、エンタープライズグレードのデータ仮想化プラットフォームです。Virtuality のエンタープライズワークロード向けに構築された高機能なデータ仮想化により、企業でのデータジャーニーを加速することができます。

CData Virtuality

CData Virtuality では、すぐにはじめられるフルマネージドタイプ(SaaS)とオンプレミス環境などで利用できるインストールタイプを提供しています。それぞれの「はじめ方」や「最初の設定」については以下の記事で確認することができます。

この記事では、ODBC Driver をインストールした環境から、フルマネージドタイプ(SaaS)のVirtuality への接続を試してみます。あらかじめ、こちらの記事を進めていただくとスムーズです。

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

データ仮想化プラットフォームであるVirtuality では、ODBC 以外にもJDBC Drier やREST API など豊富な連携インターフェースを提供しています。

インストールタイプのVirtuality にはODBC Driver が同梱されています。Virtuality Server のインストール先に含まれるDrivers ディレクトリには、ODBC Driver やJDBC Driver が格納されています。

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

また「DOWNLOADS」ページからダウンロードすることもできます。

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

この記事のようにフルマネージドタイプ(SaaS)のVirtuality を利用する場合、ODBC Driver やJDBC Driver はこちらのページからダウンロードすることができます。

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

ODBC DSN を構成するときに必要となるVirtuality への接続設定をあらかじめ「Preferences」ページで確認しておくとスムーズです。

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

事前準備(ODBC Driver の入手・接続先の確認)

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

CData Virtuality ODBC Driver のインストールはシンプルです。今回はWindows 11 環境にインストールしていきます。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

インストーラを起動するとセットアップウィザードがはじまります。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

ODBC Driver のEULA を確認して同意してください。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

インストール先などを選択することもできます。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

セットアップの選択はこれだけで「Install」でインストールがはじまります。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

インストールプロセスにはさほど時間はかかりません。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

「Finish」でODBC Driver のインストールが完了です。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

さっそくODBC DSN を構成していきます。64 ビット用のODBC データソースアドミニストレーターを起動して、データソースを追加していきます。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

データソースの新規作成でVirtuality のODBC Driver を選択します。なお、Virtuality のODBC Driver では2 種類提供されていますが、この記事ではUnicode をサポートしている「DataVirtuality Unicode(x64)」を利用します。ANSI バージョンのDriver はより高速ですが、ユニコード文字をサポートしていませんので留意してください。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

「DataVirtualitySQL Unicode ODBC Driver」のセットアップでは、あらかじめ確認しておいたVirtuality への接続設定にあわせて構成していきます。Data Source はお好きな名前で構成してください。この記事では「DataVirtualityUnicode」として構成しました。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

ODBC Driver Setup CData Virtuality Connection Configuration
Database Database
Server Host
User Name Database Username
SSL Mode (allow)
Port ODBC
Password (接続に利用するVirtuality User のパスワード)

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

接続できるか「Test」で確認しておくと安心です。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

接続を確認したら「Save」して、ODBC DSN の構成は完了です。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

さっそく、ODBC が利用できるSQL クライアントツールで確認してみます。この記事では「A5:SQL Mk-2 (x64)」を利用します。起動したらODBC データソースを列挙して、操作するデータベースを追加します。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

先ほど作成したODBC DSN(DataVirtualityUnicode)に接続すると、オブジェクト構造などを確認することができます。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

Virtuality で仮想的に統合したView も簡単にクエリすることができました。

ODBC Driver のインストールと接続(Windows)

その他

CData Virtuality のODBC Driver はLinux やmacOS 環境でも利用することができます。Linux 環境で利用したい場合はこちらを。macOS 環境で利用したい場合はこちらを参考にしてください。

CData Virtuality のODBC Driver で指定可能なパラメータの詳細などはこちらを参考にしてください。

まとめ

この記事では、CData Virtuality のODBC Driver についてご紹介しました。Virtuality のODBC Driver を利用すれば、多くのツールからVirtuality で仮想統合されたデータセットへアクセスすることができます。

CData Virtuality についてフルマネージドタイプ(SaaS)でのトライアルを希望される方は「無償トライアルへ」からすぐにはじめていただけます。オンプレミス環境などインストールタイプのトライアルを希望される方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
https://www.cdata.com/jp/virtuality/

製品を試していただく中で何かご不明な点があれば、テクニカルサポートへお気軽にお問い合わせください。
https://www.cdata.com/jp/support/submit.aspx


この記事は、CData Software Advent Calendar 2024(シリーズ 2)2日目の記事です

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