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Azure Analysis Services を使ってZuora のデータをモデル化する方法

CData Connect Cloud を使ってAzure Analysis Services からZuora に接続し、リアルタイムZuora のデータをインポートします。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-10-05
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CData

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Azure Analysis Services ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Azure Analysis Services(AAS)は、エンタープライズレベルのデータモデルをクラウド上で提供する、フルマネージドのPaaS です。Azure 上で提供されているので、お馴染みの環境で手軽に使い始められます。CData Connect Cloud と連携することで、Zuora のデータをAAS に繋いでBI ツール向けのデータモデルを簡単に作成できます。 この記事ではConnect Cloud からZuora に接続し、AAS の拡張機能を有効にしたVisual Studio でZuora のデータをインポートする方法を紹介します。

CData Connect Cloud とは?

CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。

  • SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
  • BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
  • リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
  • ノーコードでシンプルな設定

詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からZuora への接続

CData Connect Cloud を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. コネクションを追加
  3. Add Connection パネルで「Zuora」を選択します。
  4. データソースを選択
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Zuora に接続します。

    Zuora はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。OAuth 認証ついて詳しくは、オンラインヘルプドキュメントを参照してください。

    Tenant プロパティの設定

    プロバイダへの有効な接続を作成するには、アカウントの設定と合致するテナント値を1つ選択する必要があります。以下は、利用可能なオプションのリストです。

    • USProduction:リクエストはhttps://rest.zuora.com に送信されます。
    • USAPISandbox:リクエストはhttps://rest.apisandbox.zuora.com に送信されます。
    • USPerformanceTest:リクエストはhttps://rest.pt1.zuora.com に送信されます。
    • EUProduction:リクエストはhttps://rest.eu.zuora.com に送信されます。
    • EUSandbox:リクエストはhttps://rest.sandbox.eu.zuora.com に送信されます。

    デフォルトではUSProduction テナントを使用します。

    Zuora サービスの選択

    データクエリとAQuA API の2つのZuora サービスを使用します。デフォルトでは、ZuoraServiceAQuADataExport に設定されています。

    DataQuery

    データクエリ機能は、非同期の読み取り専用SQL クエリを実行することで、Zuora テナントからのデータのエクスポートを実現します。 このサービスは、素早く軽量なSQL クエリでの使用を推奨します。

    制限

    • フィルタ適用後の、テーブルごとの入力レコードの最大数: 1,000,000
    • 出力レコードの最大数: 100,000
    • テナントごとの、実行用に送信される同時クエリの最大数: 5
    • テナントごとの、同時クエリの制限に達した後に実行用に送信され、キューに追加されるクエリの最大数: 10
    • 1時間単位での、各クエリの最大処理時間: 1
    • GB 単位での、各クエリに割り当てられるメモリの最大サイズ: 2
    • Index Join を使用する際のインデックスの最大値。言い換えれば、Index Join を使用する際にWHERE 句で使われる一意の値に基づいた、左のテーブルから返されるレコードの最大数: 20.000

    AQuADataExport

    AQuA API のエクスポートは、すべてのオブジェクト(テーブル)のすべてのレコードをエクスポートするように設計されています。AQuA のクエリジョブには以下の制限があります。

    制限

    • AQuA のジョブ内のクエリが8時間以上実行されている場合、ジョブは自動的に停止されます。
    • 停止されたAQuA のジョブは3回再試行可能で、その後失敗として返されます。
    コネクションを設定(Salesforce の場合)
  6. Create & Test をクリックします。
  7. (任意の設定)「Add Zuora Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、アクセス許可を更新します。 アクセス許可の更新

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. 新しいPAT を作成
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続の設定が完了したら、Azure Analysis Services を使用してVisual Studio からZuora のデータに接続できるようになります。

AAS を使ってVisual Studio からZuora に接続

以下のステップでは、Visual Studio からAzure Analysis Services にからCData Connect Cloud に接続して新しいZuora のデータソースを作成する方法を説明します。 続けるには、Microsoft Analysis Services Projects の拡張機能が必要です。拡張機能はこちらからダウンロードできます。

  1. 拡張機能をインストールしたら、Visual Studio で新しいプロジェクトを作成しましょう。「Analysis Services 表形式プロジェクト」を選択します。
  2. Analysis Services Tabular Project を選択
  3. 「新しいプロジェクト構成します」ダイアログが表示されるので、フィールドに必要な項目を入力します。
  4. 新規プロジェクトを設定
  5. 「作成」をクリックします。「テーブルモデルデザイナー」ダイアログボックスが開きます。ワークスペースサーバーを選択し、Azure Analysis Services サーバーのアドレス(例:asazure://eastus.azure.windows.net/myAzureServer)を入力します。 Test Connection をクリックし、サーバーにサインインします。
  6. AAS サーバーを追加
  7. OK をクリックしてプロジェクトを作成します。Visual Studio ウィンドウは、以下のスクリーンショットのようになります。
  8. プロジェクトを作成
  9. Visual Studio の表形式モデルエクスプローラーで、データソースを右クリックして「データソースからインポート」を選択します。
  10. プロジェクトを作成
  11. Table Import Wizard で、SQL Server データベースを選択してConnect をクリックします。Server フィールドに、仮想SQL Server のエンドポイントとポートをカンマで区切って入力します(例:tds.cdata.com,14333)。
  12. SQL Server Authentication をクリックして、次の情報を入力します。
    • User name:CData Connect Cloud のユーザー名を入力します。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています(例:[email protected])。
    • Password:Settings ページで生成したPAT を入力します。
    Test Connection をクリックします。接続テストに成功したら、Database name リストから目的のリストを選択し、Next をクリックします。
  13. プロジェクトを作成
  14. 次の画面で、Current User を選択してNext をクリックします。
  15. ユーザーを選択
  16. ここでは、最初のオプションを選択してNext をクリックします。
  17. インポートデータを選択
  18. 次の画面で、リストからテーブルを選択してPreview & Filter をクリックします。
  19. テーブルをプレビュー
  20. テーブルにZuora からデータが入力されたことを確認できます。
  21. プロジェクトを作成

これでZuora のデータをデータモデルにインポートできたので、Azure Analysis Services にプロジェクトをデプロイして、BI ツールやクライアントアプリケーションなどから利用できます。

おわりに

CData Connect Cloud の30日間無償トライアルを利用して、クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスをお試しください。

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