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OutSystems でMongoDB に接続されたエンタープライズアプリケーションを作成

CData Connect Cloud を使用してOutSystems からMongoDB に接続し、MongoDB のデータをリアルタイムで使用してカスタムエンタープライズアプリを構築します。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2022-06-19
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こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

OutSystems は、企業がオムニチャネルのエンタープライズアプリケーションを開発、展開、管理するためのツールを提供するローコードプラットフォームです。CData Connect Cloud と組み合わせると、ビジネスアプリケーション用にMongoDB のデータにクラウド上でアクセスできます。この記事では、Connect Cloud にMongoDB の仮想データベースを作成し、OutSystems でMongoDB のデータから単純なアプリを構築する方法を説明します。

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以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


MongoDB とのデータ連携について

MongoDB のリアルタイムデータへのアクセスと連携は、CData を利用すればかつてないほど簡単になります。CData のコネクティビティは次のような用途に利用されています。

  • MongoDB 2.6 以降のデータへのアクセスが可能であり、さまざまなMongoDB のバージョンで幅広く使用できます。
  • 柔軟なNoSQL により、非構造化データを簡単に管理できます(詳細はこちら:NoSQL データへの連携用の高機能ドライバー)。
  • ほかのNoSQL ドライバーよりも優位な機能を活用し、MongoDB のデータを扱う際に機能的なメリットを享受できます(詳細はこちら:NoSQL 向けドライバーの機能比較)。

MongoDB の柔軟性は、トランザクション、オペレーション、分析データベースとしての利用を可能にします。つまり、ユーザーはCData のソリューションを利用して、業務データをMongoDB に統合したり、MongoDB のデータをデータウェアハウスに統合したり、あるいはその両方を行うことができます。また、ライブ接続オプションを活用して、Power BI やTableau などのお好みのツールから直接MongoDB データを分析・レポートすることもできます。

MongoDB のユースケースと、CData の活用によるMongoDB エクスペリエンスの向上の詳細については、ブログ記事をご覧ください: The Top 10 Real-World MongoDB Use Cases You Should Know in 2024

Connect Cloud からMongoDB に接続する

CData Connect Cloud は直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続します。
  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 Adding a Connection
  2. Add Connection パネルから「MongoDB」を選択します。 データソースを選択
  3. 必要な認証情報を入力し、MongoDB に接続します。

    MongoDB への接続には、Server、Database、User、Password プロパティを設定します。MongoDB コレクションにテーブルとしてアクセスするには、自動スキーマ検出を使用することができます。もちろんスキーマ定義の.rsd ファイルを編集して自分でスキーマ定義を書くことも可能です。スキーマに縛られないフリーフォーマットクエリを投げることもできます。

    コネクションの設定(Salesforce の例)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Add MongoDB Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークンを追加する

OAuth 認証をサポートしないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、フレームワークから接続する場合、パーソナルアクセストークン(Personal Access Token, PAT)を認証に使用できます。きめ細かくアクセスを管理するために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  2. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 新しいPAT を作成
  3. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

コネクションが構成されたら、OutSystems からMongoDB に接続できるようになります。

OutSystems からMongoDB に接続する

以下のステップでは、OutSystems からCData Connect Cloud に接続して新しいMongoDB のデータベース接続を作成する方法の概要を説明します。

  1. OutSystems Service Studio を開きます。
  2. 歯車アイコン をクリックし、Service Center のEnvironment Management を開きます。 Opening the Service Center
  3. Administration をクリックして「Database Connections」を選択します。
  4. 「New Database Connection」をクリックします。
  5. データベース接続を設定します。
    • Name:接続の名称(例:CData Connect Cloud MongoDB)
    • DBMS:SQL Server またはAzure SQL
    • Username:Connect Cloud ユーザー(例:[email protected]
    • Password:Connect Cloud ユーザーのPAT
    • Servertds.cdata.com,14333
    • Schema:MongoDB コネクションの名前(例: MongoDB1)
    Connecting to the Connect Cloud
  6. 「Test Connection」をクリックします。
  7. 「Create」をクリックします。

MongoDB テーブルまたはビューを拡張モジュールのエンティティにマップする

MongoDB のデータベース接続を作成したら、テーブルまたはビューをOutSystems のエンティティにマップする拡張機能を作成できます。作成していない場合は、Service Studio でアプリケーションを作成します。

  1. Service Studio を開き、既存のアプリケーションを開きます。
  2. 「Add Module」をクリックし、「Module Name」(例:mongodb_db_extension)を設定し、「Module Type」を「Extension」に設定して、「Create Module」をクリックします。 Creating a new extension module
  3. Integration Studio で、環境に接続します。
  4. 拡張ツリーで「Entities」を右クリックし、「Connect to External Table or View...」を選択します。 Connecting to external tables or views
  5. ウィザードのステップに従って、使用するテーブルおよびビューを選択します。
  6. Integration Studio で「1-Click Publish」をクリックします。
  7. 「1-Click Publish」ウィザードでプロセスが完了したら、「Configure」をクリックします。
    • Service Center で、拡張機能の論理データベース名を、拡張機能が使用するデータベース接続に関連付け、「Apply」をクリックします。 Configuring the external extension
  8. アプリケーションで「Manage Dependencies...」をクリックします。
  9. 拡張機能に依存関係を追加し、アプリケーションで使用するエンティティを選択します。 Adding a dependency to the extension

これで、標準のOutSystems エンティティと同じように、MongoDB のデータにアクセスして操作できます。

詳細と無償トライアル

Connect Cloud とOutSystems を使用すると、MongoDB に接続されたアプリケーションを簡単に構築できます。今すぐOutSystems のMongoDB のデータで作業を開始するには、Connect Cloud の無償トライアルにサインアップしてください。

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