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.NET アプリケーションのデータベースライクな使いやすいインターフェースで、Google Directory のリアルタイムデータ(Domains、Groups、Users、Tokens など)にアクセス。

Entity Framework 6 からGoogle Directory データに連携

この記事は、Entity Framework のcode-first アプローチを使って、Google Directory に接続する方法を説明します。Entity Framework 6 は.NET 4.5 以上で利用可能です。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-04
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CData

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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Entity Framework はobject-relational mapping フレームワークで、データをオブジェクトとして扱うために使われます。Visual Studio のADO.NET Entity Data Model ウィザードを実行するとEntity Model を作成できますが、このモデルファーストアプローチでは、データソースに変更があった場合やエンティティ操作をより制御したい場合は不都合があります。この記事では、CData ADO.NET Provider を使いコードファーストアプローチでGoogle Directory にアクセスします。

  1. Visual Studio を起動し、新しいWindows Form アプリケーションを作成します。ここでは、.NET 4.5 のC# プロジェクトを使います。
  2. Visual Studio の [パッケージ マネージャー コンソール]から'Install-Package EntityFramework' コマンドを実行し、最新のEntity Framework をインストールします。
  3. プロジェクトのApp.config ファイルを修正して、Google Directory Entity Framework 6 アセンブリおよびコネクションストリングへの参照を追加します。

    Google Directory はOAuth 認証標準を利用しています。各ユーザーやドメイン内のユーザーの代わりに、CData 製品がGoogle API にアクセスすることを許可できます。 接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。

    詳細はヘルプドキュメントを参照してください。 <configuration> ... <connectionStrings> <add name="GoogleDirectoryContext" connectionString="Offline=False;OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=MyOAuthClientSecret;CallbackURL=http://localhost;" providerName="System.Data.CData.GoogleDirectory" /> </connectionStrings> <entityFramework> <providers> ... <provider invariantName="System.Data.CData.GoogleDirectory" type="System.Data.CData.GoogleDirectory.GoogleDirectoryProviderServices, System.Data.CData.GoogleDirectory.Entities.EF6" /> </providers> <entityFramework> </configuration> </code>

  4. インストールディレクトリの[lib] > 4.0 サブフォルダにあるSystem.Data.CData.GoogleDirectory.Entities.EF6.dll を設定し、プロジェクトを作成してEntity Framework 6 を使うためのセットアップを完了します。
  5. この時点でプロジェクトを作成し、すべてが正しく動作していることを確認してください。これで、Entity Framework を使ってコーディングを開始できます。
  6. プロジェクトに新しい.cs ファイルを追加し、そこにクラスを追加します。これがデータベースのコンテキストとなり、DbContext クラスを拡張します。この例では、クラス名はGoogleDirectoryContext です。以下のサンプルコードは、OnModelCreating メソッドをオーバーライドして次の変更を加えます:
    • PluralizingTableNameConvention をModelBuilder Conventions から削除。
    • MigrationHistory テーブルへのリクエストを削除。
    using System.Data.Entity; using System.Data.Entity.Infrastructure; using System.Data.Entity.ModelConfiguration.Conventions; class GoogleDirectoryContext :DbContext { public GoogleDirectoryContext() { } protected override void OnModelCreating(DbModelBuilder modelBuilder) { // To remove the requests to the Migration History table Database.SetInitializer<GoogleDirectoryContext>(null); // To remove the plural names modelBuilder.Conventions.Remove<PluralizingTableNameConvention>(); } }
  7. もう一つ.cs ファイルを作成し、ファイル名を呼び出そうとしているGoogle Directory のエンティティ、例えばMyTable にします。このファイルでは、エンティティとエンティティ設定の両方を定義します。以下に例を示します。 using System.Data.Entity.ModelConfiguration; using System.ComponentModel.DataAnnotations.Schema; public class MyTable { [DatabaseGeneratedAttribute(DatabaseGeneratedOption.Identity)] public System.String Id { get; set; } public System.String Id { get; set; } } public class MyTableMap :EntityTypeConfiguration<MyTable> { public MyTableMap() { this.ToTable("MyTable"); this.HasKey(MyTable => MyTable.Id); this.Property(MyTable => MyTable.Id); } }
  8. エンティティの作成が済んだので、コンテキストクラスにエンティティを追加します: public DbSet<MyTable> MyTable { set; get; }
  9. コンテキストとエンティティの作成が完了したら、別クラスでデータをクエリできます。例: GoogleDirectoryContext context = new GoogleDirectoryContext(); context.Configuration.UseDatabaseNullSemantics = true; var query = from line in context.MyTable select line;

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