ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
SAP Build Apps(旧:AppGyver) は コーディングスキルを持たないユーザーでもWeb・モバイルアプリケーションを構築できるノーコード開発プラットフォームです。この記事では、CData Connect Server を経由して SAP Build Apps からFacebook Ads に連携するアプリを作成する方法を説明します。
CData Connect Server は、Facebook Ads データのクラウド to クラウドの仮想OData インターフェースを提供し、SAP Build Apps からリアルタイムにFacebook Ads データへ連携することができます。
Build Apps からCData Connect Server に接続するには、利用するConnect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL での接続を設定する必要があります。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、Build Apps はCData Connect Server に接続することができません。
クラウドホスティングでの利用をご希望の方は、AWS Marketplace やGCP Marketplace で設定済みのインスタンスを提供しています。
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
それではSAP Build Apps 側でアプリ開発を開始します。
アプリを作成したら、まず SAP Build Apps アプリでAPI 連携処理を行うための設定を追加します。
それでは作成した OData Integration 機能を使ってアプリを作っていきます。とはいえ画面を作成する前に、API 経由で取得したデータを格納する変数を登録しておきましょう。
変数を定義したら一覧画面を構成しましょう。
最後にAPI から取得したデータを変数に格納するLogic を記述していきます。
それでは作成したアプリを実際に動かしてみましょう。
このように、CData Connect Server を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにAPI 連携をしたアプリをSAP Build Apps で開発できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect Server の詳細を、こちらからご覧ください。