製品をチェック

Email Data Provider の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Email アイコン Email ADO.NET Provider 相談したい

.NET アプリケーションにパワフルなE メールの送受信機能を統合する最も簡単な方法です。POP3、IMAP、SMTP によるE メールの送受信、アドレスの検証などを行うことができます。

Entity Framework 6 からEmail データに連携

この記事は、Entity Framework のcode-first アプローチを使って、Email に接続する方法を説明します。Entity Framework 6 は.NET 4.5 以上で利用可能です。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-04
email ロゴ

CData

ado ロゴ画像
Entity Framework ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Entity Framework はobject-relational mapping フレームワークで、データをオブジェクトとして扱うために使われます。Visual Studio のADO.NET Entity Data Model ウィザードを実行するとEntity Model を作成できますが、このモデルファーストアプローチでは、データソースに変更があった場合やエンティティ操作をより制御したい場合は不都合があります。この記事では、CData ADO.NET Provider を使いコードファーストアプローチでEmail にアクセスします。

  1. Visual Studio を起動し、新しいWindows Form アプリケーションを作成します。ここでは、.NET 4.5 のC# プロジェクトを使います。
  2. Visual Studio の [パッケージ マネージャー コンソール]から'Install-Package EntityFramework' コマンドを実行し、最新のEntity Framework をインストールします。
  3. プロジェクトのApp.config ファイルを修正して、Email Entity Framework 6 アセンブリおよびコネクションストリングへの参照を追加します。

    Authentication セクションのUser プロパティとPassword プロパティに、有効な認証情報を設定する必要があります。 E メールを取得するには、Server を指定する必要があります。E メールを送信するにはSMTPServer を指定する必要があります。

    <configuration> ... <connectionStrings> <add name="EmailContext" connectionString="Offline=False;[email protected];Password=password;Server=imap.gmail.com;Port=993;SMTP Server=smtp.gmail.com;SMTP Port=465;SSL Mode=EXPLICIT;Protocol=IMAP;Mailbox=Inbox;" providerName="System.Data.CData.Email" /> </connectionStrings> <entityFramework> <providers> ... <provider invariantName="System.Data.CData.Email" type="System.Data.CData.Email.EmailProviderServices, System.Data.CData.Email.Entities.EF6" /> </providers> <entityFramework> </configuration> </code>
  4. インストールディレクトリの[lib] > 4.0 サブフォルダにあるSystem.Data.CData.Email.Entities.EF6.dll を設定し、プロジェクトを作成してEntity Framework 6 を使うためのセットアップを完了します。
  5. この時点でプロジェクトを作成し、すべてが正しく動作していることを確認してください。これで、Entity Framework を使ってコーディングを開始できます。
  6. プロジェクトに新しい.cs ファイルを追加し、そこにクラスを追加します。これがデータベースのコンテキストとなり、DbContext クラスを拡張します。この例では、クラス名はEmailContext です。以下のサンプルコードは、OnModelCreating メソッドをオーバーライドして次の変更を加えます:
    • PluralizingTableNameConvention をModelBuilder Conventions から削除。
    • MigrationHistory テーブルへのリクエストを削除。
    using System.Data.Entity; using System.Data.Entity.Infrastructure; using System.Data.Entity.ModelConfiguration.Conventions; class EmailContext :DbContext { public EmailContext() { } protected override void OnModelCreating(DbModelBuilder modelBuilder) { // To remove the requests to the Migration History table Database.SetInitializer<EmailContext>(null); // To remove the plural names modelBuilder.Conventions.Remove<PluralizingTableNameConvention>(); } }
  7. もう一つ.cs ファイルを作成し、ファイル名を呼び出そうとしているEmail のエンティティ、例えばMailboxes にします。このファイルでは、エンティティとエンティティ設定の両方を定義します。以下に例を示します。 using System.Data.Entity.ModelConfiguration; using System.ComponentModel.DataAnnotations.Schema; public class Mailboxes { [DatabaseGeneratedAttribute(DatabaseGeneratedOption.Identity)] public System.String Id { get; set; } public System.String Mailbox { get; set; } } public class MailboxesMap :EntityTypeConfiguration<Mailboxes> { public MailboxesMap() { this.ToTable("Mailboxes"); this.HasKey(Mailboxes => Mailboxes.Id); this.Property(Mailboxes => Mailboxes.Mailbox); } }
  8. エンティティの作成が済んだので、コンテキストクラスにエンティティを追加します: public DbSet<Mailboxes> Mailboxes { set; get; }
  9. コンテキストとエンティティの作成が完了したら、別クラスでデータをクエリできます。例: EmailContext context = new EmailContext(); context.Configuration.UseDatabaseNullSemantics = true; var query = from line in context.Mailboxes select line;

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。