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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Pythonエコシステムには、多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。CData Python Connector for ADLS は、pandas、Matplotlib モジュール、SQLAlchemy ツールキットから使用することで Azure Data Lake Storage にデータ連携するPython アプリケーションを構築し、Azure Data Lake Storage データを可視化できます。 本記事では、SQLAlchemy でAzure Data Lake Storage に連携して、データを取得、 する方法を説明します。
CData Python Connectors は、以下のような特徴を持った製品です。
CData Python Connectors では、1.データソースとしてAzure Data Lake Storage の接続を設定、2.Python からPython Connectors との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
pip でSQLAlchemy ツールキットをインストールします:
pip install sqlalchemy
モジュールのインポートを忘れずに行います:
import sqlalchemy
次は、接続文字列で接続を確立します。create_engine 関数を使って、Azure Data Lake Storage データに連携するEngne を作成します。
engine = create_engine("adls///?Schema=ADLSGen2&Account=myAccount&FileSystem=myFileSystem&AccessKey=myAccessKey&InitiateOAuth=GETANDREFRESH&OAuthSettingsLocation=/PATH/TO/OAuthSettings.txt")
Gen 2 Data Lake Storage アカウントに接続するには、以下のプロパティを設定します。
本製品は、次の4つの認証方法をサポートします:アクセスキーの使用、共有アクセス署名の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、Managed Service Identity(AzureMSI)。
Azure ポータルで:
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
共有アクセス署名を使用して接続するには、はじめにAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
AzureAD、AzureMSI での認証方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。
接続を確立したら、OR マッパーでモデル化するテーブルのマッピングクラスを宣言します。本記事では、Resources テーブルを使います。sqlalchemy.ext.declarative.declarative_base 関数を使って、新しいクラスにフィールド(カラム)を定義します。
base = declarative_base() class Resources(base): __tablename__ = "Resources" FullPath = Column(String,primary_key=True) Permission = Column(String) ...
マッピングクラスができたので、セッションオブジェクトを使ってデータソースをクエリすることができます。セッションにEngine をバインドして、セッションのquery メソッドにマッピングクラスを提供します。
engine = create_engine("adls///?Schema=ADLSGen2&Account=myAccount&FileSystem=myFileSystem&AccessKey=myAccessKey&InitiateOAuth=GETANDREFRESH&OAuthSettingsLocation=/PATH/TO/OAuthSettings.txt") factory = sessionmaker(bind=engine) session = factory() for instance in session.query(Resources).filter_by(Type="FILE"): print("FullPath: ", instance.FullPath) print("Permission: ", instance.Permission) print("---------")
ほかの方法としては、execute メソッドを適切なテーブルオブジェクトに使うことが可能です。以下のコードはアクティブなsession に対して有効です。
Resources_table = Resources.metadata.tables["Resources"] for instance in session.execute(Resources_table.select().where(Resources_table.c.Type == "FILE")): print("FullPath: ", instance.FullPath) print("Permission: ", instance.Permission) print("---------")
より複雑なクエリとして、JOIN、集計、Limit などが利用可能です。詳細はヘルプドキュメントをご覧ください。
このようにCData Python Connector と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをPython からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
日本のユーザー向けにCData Python Connector は、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。