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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData JDBC Driver for ADLS はJDBC 標準をサポートするビジネスインテリジェンスおよびデータマイニングツールからリアルタイムAzure Data Lake Storage に接続することを可能にします。この記事では、Azure Data Lake Storage をSpagoBI Studio のレポートに統合し、SpagoBI サーバーでホストする方法を説明します。
以下のステップに従ってSpagoBI サーバーでJDBC data source for ADLS を作成します。
Azure Data Lake Storage ドライバーリソースをコンテクストに追加します。以下のリソース定義をserver.xml の[GlobalNamingResources]要素に追加できます。
<Resource name="jdbc/adls" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverclassname="cdata.jdbc.adls.ADLSDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" maxactive="20" maxidle="10" maxwait="-1"/>
<ResourceLink global="jdbc/adls" name="jdbc/adls" type="javax.sql.DataSource"/>
SpagoBI サーバーのリソースにドライバーを追加した後、データソースを追加します。SpagoBIで[Resources]->[Data Source]->[Add]と進み、以下の情報を入力します。
Gen 2 Data Lake Storage アカウントに接続するには、以下のプロパティを設定します。
本製品は、次の4つの認証方法をサポートします:アクセスキーの使用、共有アクセス署名の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、Managed Service Identity(AzureMSI)。
Azure ポータルで:
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
共有アクセス署名を使用して接続するには、はじめにAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
AzureAD、AzureMSI での認証方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。
JDBC URL の構成については、Azure Data Lake Storage JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.adls.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:adls:Schema=ADLSGen2;Account=myAccount;FileSystem=myFileSystem;AccessKey=myAccessKey;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
以下のステップに従い、SpagoBI StudioでAzure Data Lake Storage に基づいたレポートを作成します。SQL クエリの結果をチャートに挿入するデータセットを作成します。次のセクションでは、このレポートをSpagoBI サーバーでホストします。
初めに、SpagoBI Studio のレポートからAzure Data Lake Storage に接続してください。
jdbc:adls:Schema=ADLSGen2;Account=myAccount;FileSystem=myFileSystem;AccessKey=myAccessKey;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
必要な接続プロパティを取得するためのガイドについては、ドライバーヘルプの[Getting Started]チャプターを見てください。
Azure Data Lake Storage に接続した後、SQL クエリの結果を含むデータセットを作成します。
SELECT FullPath, Permission FROM Resources WHERE Type = 'FILE'
データセットを使用して、レポートオブジェクトにデータを入力できます。以下のステップに従って、チャートを作成します。
以下のステップに従って、SpagoBI サーバーでリアルタイムAzure Data Lake Storage に基づいてドキュメントをホストできます。前のセクションで作成したレポートをテンプレートとして使用します。レポートユーザーがリアルタイムデータにアクセスできるようにするには、サーバー上のAzure Data Lake Storage JDBC データソースに置き換えられるプレースホルダパラメータを作成します。
[Property Binding]ノードで、JDBC Driver のURL バインディングプロパティurl パラメータに設定します。プロパティのボックスをクリックします。[Category]セクションで[Report Parameters]を選択します。[Subcategory]セクションで[All]を選択し、パラメータをダブルクリックします。
JavaScript構文に以下のように入力することもできます。
params["url"].value
続いて、SpagoBI サーバーでレポート用の新しいドキュメントを作成します。
[Template]セクションで、[Choose File]をクリックします。レポートプロジェクトを含むフォルダに移動します。.rptdesign ファイルを選択します。
Noteプロジェクトへのパスは、プロジェクトプロパティで確認できます。
サーバーでレポートを実行すると、プレースホルダurl パラメータがサーバーで定義されたJDBC URL に置き換えられます。