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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for ADLS と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムAzure Data Lake Storage データと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でAzure Data Lake Storage の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムAzure Data Lake Storage データを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Azure Data Lake Storage にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をAzure Data Lake Storage に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってAzure Data Lake Storage データを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムAzure Data Lake Storage データに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:adls:Schema=ADLSGen2;Account=myAccount;FileSystem=myFileSystem;AccessKey=myAccessKey;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、Azure Data Lake Storage JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.adls.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Gen 2 Data Lake Storage アカウントに接続するには、以下のプロパティを設定します。
本製品は、次の4つの認証方法をサポートします:アクセスキーの使用、共有アクセス署名の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、Managed Service Identity(AzureMSI)。
Azure ポータルで:
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
共有アクセス署名を使用して接続するには、はじめにAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
AzureAD、AzureMSI での認証方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するAzure Data Lake Storage データの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_adls_resources CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムAzure Data Lake Storage データを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でAzure Data Lake Storage にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for ADLS の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムAzure Data Lake Storage データの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。