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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for AlloyDB を使えば、PowerShell からAlloyDB に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、AlloyDB への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはAlloyDB への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData AlloyDB Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module AlloyDBCmdlets;
Connect-AlloyDB コマンドを使ってAlloyDB との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-AlloyDB -User "$User" -Password "$Password" -Database "$Database" -Server "$Server" -Port "$Port"
AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。
標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。
CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。
AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。
MD5
pg_hba.conf ファイルのauth-method をmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。
SASL
CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。
この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-method をscram-sha-256 に設定します。
Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、Orders テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-AlloyDB -Connection $conn -Table Orders | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOrdersData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-AlloyDB から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。
以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。
Select-AlloyDB -Connection $conn -Table Orders -Where "ShipCountry = USA" | Remove-AlloyDB
データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyOrdersUpdates.csv | %{ $record = Select-AlloyDB -Connection $AlloyDB -Table Orders -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-AlloyDB -Connection $alloydb -Table Orders -Columns ("ShipName","ShipCity") -Values ($_.ShipName, $_.ShipCity) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-AlloyDB -Connection $alloydb -Table Orders -Columns ("ShipName","ShipCity") -Values ($_.ShipName, $_.ShipCity) } }
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのAlloyDB データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。