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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for AdobeAnalytics を使えば、PowerShell からAdobe Analytics に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、Adobe Analytics への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはAdobe Analytics への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Adobe Analytics Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module AdobeAnalyticsCmdlets;
Connect-AdobeAnalytics コマンドを使ってAdobe Analytics との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-AdobeAnalytics -GlobalCompanyId "$GlobalCompanyId" -RSID "$RSID" -OAuthClientId "$OAuthClientId" -OauthClientSecret "$OauthClientSecret" -CallbackURL "$CallbackURL"
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth 統合またはサービスアカウント統合で認証できます。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
GlobalCompanyId は必須の接続プロパティです。Global Company ID がわからない場合は、Swagger UI のusers/me エンドポイントのリクエストURL で見つけることができます。Swagger UI にログインした後、ユーザーエンドポイントを展開し、「GET users/me」ボタンをクリックします。「Try it out」ボタンと「Execute」ボタンをクリックします。リクエストURL のusers/me エンドポイントの直前に表示されるGlobal Company ID をメモします。
Report Suite ID (RSID)は必須の接続プロパティです。Adobe Analytics UI で、「管理者」->「レポートスイート」に進むと、名前の横にある識別子とともにレポートスイートのリストが表示されます。
GlobalCompanyId、RSID、およびOAuth 接続プロパティを設定して、Adobe Analytics に接続してください。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、AdsReport テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-AdobeAnalytics -Connection $conn -Table AdsReport | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myAdsReportData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-AdobeAnalytics から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのAdobe Analytics データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。