1973年創業のParts Authority は、アメリカを代表する自動車部品・用品の販売業者です。Parts Authority は80万以上の独自部品を、全国の修理店、自動車部品店、フリート企業に販売・供給しています。
このように複雑なサプライチェーンには、顧客とのシームレスなコミュニケーションを実現するためのインバウンド・アウトバウンドシステム間を接続する高度なデータ連携戦略が必要です。Parts Authority は、請求書データを顧客と共有し、注文をオンタイムで処理できるシンプルで、繰り返し活用でき、スケールするEDI ソリューションを求めていました。
「社内では実装するのが難しかった、バックエンドシステム間の連携とタスクの実行という課題を解決してくれる、理想的な製品を探していました。CData Arc はこの目的の達成に欠かせないツールとなりました。」
Parts Authority のIntegrations Project Manager であるSteve Wojtowicz は語ります。
「社内では実装するのが難しかった、バックエンドシステム間の連携とタスクの実行という課題を解決してくれる、理想的な製品を探していました。CData Arc はこの目的の達成に欠かせないツールとなりました。」
- Steve Wojtowicz, Parts Authority Integrations Project Manager
課題:EDI 連携のカスタム開発はスケールしない
Parts Authority は、サプライチェーン処理の中でEDI 850 の注文書および810 の請求書を顧客に送受信します。CData Arc を使う前は、Parts Authority は顧客とのやり取りにカスタムのEDI 連携ソリューションを開発していましたが、この方法でスケールさせるのは困難でした。
Parts Authority はテキストファイル、CSV、またはPDF 文書を顧客固有のニーズに応じて生成しています。処理の多くは類似のものでしたが、多くの顧客は何らかの点でのカスタマイズを必要とします。その度にSteve と同僚であるTyson McPherson は開発チームを揃えて、特定のユースケースのための連携処理を設計、構築する必要に迫られました。このような請求書発行と注文処理が時間とコストを大幅に消費するものとなったことが、2人がCData Arc を使い始めたきっかけです。
「以前まで、弊社では問題の修正やソリューションの提供のために、開発チームを揃えて、アプリケーションを設計し、実装するところまで行っていました。Arc を使えば、アプリケーションを起動すればすぐに多様なシステムと連携できます。」Parts Authority のDevelopment Manager であるTyson McPherson はこう話します。「今では、顧客の要求がなんであれArc のソリューションを調整すればこれまで行っていた開発をする必要はなくなりました。」
「今では、顧客の要求がなんであれArc のソリューションを調整すればこれまで行っていた開発をする必要はなくなりました。」
– Tyson McPherson, Parts Authority Development Manager
ソリューション:シンプルかつスケールするEDI 処理
Steve とTyson はEDI 処理を自動化・スケールさせるために役立つ製品を探し始めました。最終的に2人は、直感的にノーコードで使えるインターフェースで開発者がいなくともEDI 連携のマッピング、構築ができるCData Arc を選びました。
「アプリケーションの設計が気に入りました。」Steve は話します。「ワークスペースを表示すれば利用可能なコネクタが表示され、あとはドラッグドロップでコネクタを繋げるだけでいいんです。数分で終わりますよ。」
今や、Parts Authoirty は新規顧客が独自のEDI ソリューションを必要とする度に「車輪の再発明」をする必要はなくなりました。開発チームは、連携処理の作成と保守に時間を使う代わりに、再び製品のイノベーションに集中できるようになりました。
「Arc のおかげで、顧客のニーズに応じてマッピング処理をコピーペーストして最小限の変更を加えるだけでよくなったんです。毎回要件を定義して1から開発する必要はなくなりました。」Steve は話します。
さらに、CData Arc を使えばEDI 処理のトラブルシューティングはより早く、より手軽になります。自動化されたモニタリング機能を使うことで、Parts Authority のIT チームはEDI ワークフローのステータスをモニタリングし、問題が発生するたびに通知を受けることができます。
「ワークフローの中で何が起こっているのか監視することができるようになり、処理に失敗したステップがあれば簡単に修正できるようになりました。」Tyson は話します。「これまでは、サーバーにアクセスしてコードとログを確認し、手動で問題を診断、修正する必要がありました。」
Parts Authority のチームがArc の使用についてヘルプを必要とするときには、CData Arc のサポートチームに頼ることができました。
「Arc のサポートはワークフローのセットアップに際して大きな力になってくれました。」Tyson は話します。「通常、サポートチケットへの応答は1時間以内です。マッピングをサポートしてくれたり、疑問に答えてくれたり、サンプルも送ってもらいました。こうした実装をする際に参照できる情報は少ないので、こうしたサポートはとても助かります。Arc のチームには本当にお世話になりました」
「Arc のおかげで、顧客のニーズに応じてマッピング処理をコピーペーストして最小限の変更を加えるだけでよくなったんです。毎回要件を定義して1から開発する必要はなくなりました。」
– Steve Wojtowicz, Parts Authority Integrations Project Manager