こんにちは、テクニカルサポートの宮本です。
今回は CData Sync にひっそり追加されていたログ削除機能なんですが、画面上から保存期間を過ぎたログファイルをアドホックに削除することができるようになりましたのでご紹介します。
今回の機能によりできるようになったこと
もともと保存期間を過ぎたログファイルは削除されるようになっていたんですが、タイミングをみて「今すぐに過去ログを削除してディスク容量の空きを保ちたい」といったようなことにも CData Sync の画面上から対応できるようなりました。
そもそも ELT ツールの中では割と珍しいかもしれませんが、CDataSync は最も高いログレベルだとリクエスト/レスポンスの生データが出力でき、エラー発生時にはユーザー側でも生のリクエスト、レスポンスをログで確認しながら調査するといったことができるようになっています。とは言え、生データを出力するためにログが大量に追加されるので、ログレベルを上げたままジョブを定期実行したままですとディスク容量次第では空きがなくなる可能性もあります。(デフォルトでは30日間ログを保持します)
もちろんCData Sync をホスティングしているサーバー内に直接アクセスして物理的に削除すれば事足りるのですが、それだと権限のないユーザーではすぐに対応できないですし、若干手間ではあります。そんなときに今回の機能を使うと割と便利なのではと思うところです。
ログ削除の使い方
ヘッダーメニューから設定 → Advanced と進んでいくと、ログに関する設定画面が表示されます。
現状では C:\ProgramData\CData\sync\logs に出力されるように指定され、今時点ではいくつかログが格納されている状況になっています。
何も変更しない状態ですと 更新日が現日時から 30 日以降のものだけが削除されるようになりますが、今回は全て削除してみたいので、保存期間を0にしてから実行ボタンをクリックしてみます。
あとは今すぐ実行ボタンをクリックするだけで格納されているログファイルが削除されるようになります。
これで過去のジョブ実行時のログは削除されました。(アプリケーションログなどはそのまま残ります)
おわりに
いかがでしたでしょうか。ログを早めに削除したい場合は、保存期間を変更してログ削除を実行してみてください。
今度はログをローカルやS3にアーカイブする方法をお伝えします。
なお、CData Sync は30日間の無償トライアルが可能ですので是非お試しくださいませ。
www.cdata.com
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