この記事では、CData のシニアバイスプレジデントでCloud 担当であるMike Albritton と先日行ったインサイトフルな対談の内容をご紹介します。最新の製品リリース に引き続き、Mike はConnect Cloud のロードマップを推進する戦略的な取り組みについて語り、最新の製品リリースだけでなく今後のリリースについても貴重なインサイトを得ることができました。ちなみに"Fireside Chat" は、「キャンプファイヤーや暖炉を囲って緩く語ろうぜ」という意味ですので、ゆったりお聞きいただければと思います。
それでは、CData Connect Cloud に関する最新のインサイトについて、インタビュー内容を詳しくお伝えします。
インタビュー動画はこちら(英語):
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※本記事はCData US ブログ Fireside Chat with CData SVP, Cloud - Mike Albritton: What’s New with CData の翻訳です。
2023年のConnect Cloud 製品ロードマップをドライブする業界トレンドは?
ここ数年、データカルチャーが台頭してきています。組織はデータと分析を優先し、データドリブンな意思決定を促進し、従業員がデータを使ってゴールやKPI を追跡できるようにしています。このため組織は、必要なツール、トレーニング、データアクセスを提供する必要があります。
Connect Cloud のロードマップには、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、データ共有を実現し、ユーザーがクライアントツールやアプリケーションを使用してどこからでもデータにアクセスできるようにするといった、データカルチャーを促進するための複数の機能が含まれています。
テクノロジーとデータ管理の概念は急速に進化しています。2023年2月、Forrester Research はData Fabric 2.0 を発表しました。これは、CData のクラウド向けデータ仮想化の概念と密接に関連しています。
クラウドのデータ仮想化とは?
2023年のQ3 リリースでは、ユーザーがさまざまなクラウドアプリケーションにまたがる仮想的な論理データレイヤーを構築できるフルマネージドSaaS ソリューション を発表しました。Connect Cloud は、データ接続のガバナンスと制御を一元化し、きめ細かなデータアクセス制御を設定し、企業全体のデータ接続の使用を監視します。
Connect Cloud の注目すべきアップデートは?
今年は、本当に楽しみな機能をたくさんリリースしています。
・API Connector : 最近では、CData Connect Cloud からAPI を持つあらゆるデータソースへの接続を作成できる機能をリリースしました。
・データセット: これは10月下旬にリリース予定で、組織全体で特定のデータセットを共有し、組織内のビジネスユーザーが簡単にデータにアクセスできるようになります。
・AI Text-to-SQL: ユーザーが自然言語でテキストを書くと、接続済みデータのメタデータに基づいてSQL を自動生成してくれます。
・Excel ライトバック機能: Excel アドインの改良により、ユーザーはライブデータをExcel に取り込み、編集を加え、その変更をデータソースに反映することができます。
・ベンダー認定: CData Connect Cloud はIBM Cognos およびMicrosoft Power BI で認定済であり、これらのツールから、インターフェース内で任意のアプリケーションのデータに直接アクセスが可能です。
Connect Cloud のこの先数か月のロードマップは?
私たちは現在、お客様にお届けできることを心待ちにしている、いくつかの非常に大きな機能改善に取り組んでいます。まず、キャッシング は、レスポンスが遅いAPI やAPI アクセス制限のあるAPI からデータに素早くアクセスできるようにする非常に重要な機能です。また、Open API サポートを使用してCData Connect Cloud に接続する新しい方法にも取り組んでいます。
最後に、CData Connect Server の新バージョン のパッケージ化に取り組んでいます。これは、Connect Cloud と同じルックアンドフィールで、オンプレミスかプライベートクラウドかに関係なく、お客様が自社のインフラ上でConnect Server を実行することが容易になります。
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