Connect Cloud アップデート情報:カスタムAPI でのデータ分析やレポーティングを手軽にするAPI Connector をリリース

CData Connect Cloud の最新アップデート(2023 Q3)にて、まったく新しいAPI データ接続の方法としてAPI Connector をリリースしました。この新コネクタは、あらゆるAPI・SaaS のデータを簡単に利用できる機能を備え、Connect Cloud プラットフォームのデータ接続機能を大幅に拡張します。これにより、社内のカスタムAPI やConnect Cloud で未対応のSaaS データを即座に分析・レポート・データ管理に利用できます。このAPI 接続機能によって、情報システム部門や開発チームがその場限りのデータ接続機能を構築することなく、社内外のシステムやアプリケーション間でデータを簡単に連携・統合することが可能になります。

※本記事はCData US ブログ CData Connect Cloud Update: Custom API Connectivity for Analytics and Reporting の翻訳です。

今回のリリースで追加されたAPI Connector を使用すると、Connect Cloud で対応しているデータソースへの接続と同感覚で、カスタムAPI からデータへの接続が可能になります。コネクタをGUI から設定するだけで、ノーコードでAPI データをリアルタイムにクエリでき、さらにConnect Cloud のデータ仮想化機能をフルに活用できます。

Connect Cloud は、サポートされているクライアントアプリケーションからのクエリを最適化された命令セットに変換し、API 出力を分析やレポーティングのためのシンプルなリレーショナルデータに変換します。

CData Connect Cloud API Connector の機能紹介動画はこちら(英語)

1つのコネクタ、無限の可能性

API 接続機能の追加で、CData Connect Cloud のデータ接続機能はさらなる柔軟性を獲得します。新しいAPI Connector は、あらかじめ定義された接続に制約されることなく、社内API やオープンAPI、未対応のあらゆるSaaS のデータに対する分析やレポーティングを実現する世界への扉を開きます。

例えば、以下のようなユースケースでご利用いただけます。

  • CData Connect Cloud がサポートしていないSaaS アプリケーションのデータにリアルタイムでアクセスしてレポーティングやダッシュボード構築に活用できます。例えば、Clearbit、Slintel、ZoomInfo などのSaaS のデータをリアルタイムで取得して、Salesforce などのCRM データと統合できます。
  • 地理、統計、人口統計、ニュース、官公庁などのオープンAPI を取得できます。例えば、日本の各省庁はデータ接続用のAPI を提供しています。
  • ETL / ELT パイプラインと統合すれば、社内API やマイクロサービスのデータをデータウェアハウスに統合できます。

また、情報システム部門はAPI 統合を活用して、Connect Cloud のクラウドデータ仮想化機能をフルに活用することができます。Connect Cloud を介してAPI データを社内で利用可能にすることで、情シス部門は追跡可能でセキュアに管理されたデータフィードを活用できます。

おわりに

クラウドデータ仮想化の詳細については、こちらの記事をご覧ください。CData Connect Cloud には無償トライアルもあります。ぜひサインアップしてお試しください。

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