CData は、CData Connect Cloud をドッグフーディングするだけでなく、CData Sync を利用してCData Sync の改善にも取り組んでいます。CData の製品チームは、自社のデータ統合ツールを活用して、製品、セールス、そしてマーケティングのイベントやプロセスを可視化し、見込み客のバイヤージャーニーを向上させています。
※本記事はCData US ブログ CData Mobilizes CData Sync to Boost Our Product Management Processes の翻訳です。
CData の製品管理チームは、シームレスな購買体験を提供するために、トライアルのダウンロードやアクティベーション、セールスファネル、クローズしたディールやロストディールなどの指標をCData Sync を用いて定期的にモニタリングしています。CData のProduct Management ディレクターであるJaclyn Wands は、マーケティングキャンペーン、プロダクトローンチ、その他のイベントが長期的にセールスパイプラインにどのように影響するかを分析するために、セールス、マーケティング、製品チームで使用されている数十のデータソースからデータを取り込み、1つの信頼できるデータ分析基盤にする必要がありました。
しかし、彼女は多くの組織が抱える問題に直面していました。それは、私たちが好むSQL ベースのデータベースは、包括的なレポートに必要なすべてのシステムやアプリケーションとネイティブに統合されていないことです。
幸いなことに、Jaclyn はパワフルなETL / ELT ソリューションを持っていました。CData Sync の専任プロダクトマネージャーとして、Jaclyn はSync を使いJira、Google アナリティクス、Salesforce などのデータを収集してDWH に取り込み、”自社のドッグフードを食べました”。
Sync は、人が手作業でデータに触れることなく、継続的に以下のインサイトを与えてくれています:
- カスタマージャーニーの障害を発見し解決
- 製品のリリースやアップデートがリードジェネレーションに与える影響を追跡
- マーケティングキャンペーンと製品スプリントがどのようにセールスファンネルと連携するかを時系列で可視化
Jaclyn は自社内でSync を導入し、製品開発プロセスやユーザーエクスペリエンスを向上するだけでなく、新たな市場機会を見出すことに成功しています。
Challenge: 営業・マーケティング・開発の部門間をまたぐインサイトの可視化
CData Sync のプロダクトマネージャーであるJaclyn は、定期的にリーダーシップチームと会い、バイヤージャーニー、製品ロードマップ、市場参入プランについて議論しています。そして最近、Jaclyn たちはSync の定期的なアップデートとその後のマーケティング活動がどのように売上げに影響するかを理解したいと考えていました。
直面した課題は?マーケティングと販売指標に関連した、マイルストーンのリリースやバージョンのアップデートなどを概説する信頼できるソースが1つもありませんでした。このため、製品スプリントが販売ファネルに与える影響について、意味のあるインサイトを得ることが困難でした。
Jaclyn の最終目標は、マーケティングのキャンペーンとSync 製品のリリースがどのように連動し販売プロセスに影響を与えているのか、また、これらの領域で改善すべき点がないかを明らかにすることでした。
Solution: バイヤージャーニーを深掘りする
彼女はまず、Salesforce とGoogle アナリティクスからマーケティングデータとセールスデータをSQL データベースのテーブルに取り込み、コンバージョンを時系列でTableau で可視化しました。残すは、Jira から製品データをTableau に取り込み、コンバージョンメトリクスと一緒に表示させるだけでした。
CData Sync により、Jaclyn はSalesforce、Google アナリティクス、Jira、その他の部門横断的なデータをSQL データベースに取り込むことができました。この唯一の信頼できる情報源を使って、彼女は直感的なTableau タイムラインを構築し、過去の製品イベントをマーケティングリードとセールスパイプラインの上に重ね、購買傾向を簡単に可視化して分析することができました。
「CData Sync を使っていなかったら、マーケティングやセールス活動に対して製品イベントの変化を追跡することはできなかったでしょう。今では、製品の変更がどのように市場のニーズをサポートしているか、また、CData のセールス・マーケティング活動に対するターゲット層の反応を、ほぼリアルタイムで把握できるようになりました。」
– Jaclyn Wands, CData Director of Product Management
Sync を使用することで、製品管理チームは部門横断的なデータを集約し、製品の健全性、市場への浸透、および収益の傾向を理解するための視覚的なレポートを作成することができます。例えば、コンバージョンメトリクスは、Jira の製品リリース日付スタンプのコンテキストで可視化され、これらの活動が購買サイクルにどのように影響するかを透明性のあるビューで見ることができるようになりました。
Jaclyn は Tableau ダッシュボードにアクセスして、必要に応じてデータを正確にスライスして分析することができ、CData のリーダーシップチームは毎月、Sync のパフォーマンスのスナップショットを直接E メールで受け取っています。
真のビジネスインサイトは、自動化されたデータ統合からはじまる
プロセスが部門間をまたぐ場合、サイロ化したビジネスアプリケーションによって有用なインサイトが妨げられることがよくあります。CData Sync を使うと、お客様のビジネス(そして我々の!)において、オンプレミスまたはクラウド上でデータを統合し、関連性のある最新の単一情報源とすることが可能になり、組織内のデータからより深いビジネスインサイトを引き出すことができます。
CData Sync についてご興味をお持ちいただけましたか?弊社のデータ連携エキスパートにぜひお気軽にお問い合わせください。
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