ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for YouTubeAnalytics を使えば、PowerShell からYouTube Analytics データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for YouTubeAnalytics およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でYouTube Analytics への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
YouTube Analytics への接続には、OAuth 認証標準を使います。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープをCData 製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。下記で説明するとおり、CData 製品はこれらの認証フローをサポートします。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。次を設定して、接続してください。ChannelId:YouTube チャンネルのId に設定。指定しない場合、認証されたユーザーのチャンネルのデータが返されます。ContentOwnerId:コンテンツ所有者のレポートを生成する場合に設定。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
モジュールのインストール:
Install-Module YouTubeAnalyticsCmdlets
YouTube Analytics への接続:
$youtubeanalytics = Connect-YouTubeAnalytics -ContentOwnerId $ContentOwnerId -ChannelId $ChannelId
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Table "Groups"
Invoke-YouTubeAnalytics cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Query 'SELECT * FROM Groups WHERE Mine = @Mine' -Params @{'@Mine'='True'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
YouTube Analytics、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、YouTube Analytics のリソース(Groups)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Groups" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でYouTube Analytics とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Table "Groups" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Groups" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、YouTube Analytics を別のデータベースに複製する場合、Select-YouTubeAnalytics cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、YouTube Analytics データをMySQL に複製できました。分析、BI などでYouTube Analytics データをMySQL から使うことができるようになります。