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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Elasticsearch は、人気の分散型全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Driver for SAPBusinessOne を使って、SAP Business One のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、Logstash でElasticsearch にSAP Business One データの転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
SAP Business One に認証するには、User およびPassword プロパティを指定する必要があります。
データに接続するには、Url を指定します。これは、SAP Business One
Service Layer のルートURL です。
input { jdbc { jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.sapbusinessone.jar" jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.sapbusinessone.SAPBusinessOneDriver" jdbc_connection_string => "jdbc:sapbusinessone:Url=http://localhost:50000/b1s/v1;User=username;Password=password;CompanyDB=dbname;InitiateOAuth=REFRESH" jdbc_user => "" jdbc_password => "" schedule => "*/30 * * * * *" statement => "SELECT DocEntry, DocType FROM Orders" } } output { Elasticsearch { index => "sapbusinessone_Orders" document_id => "xxxx" } }
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでSAP Business One データがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET sapbusinessone_Orders/_search { "query": { "match_all": {} } }
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for SAPBusinessOne をLogstash で使うことで、SAP Business One コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。