製品をチェック

SAP Ariba Procurement Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

SAP Ariba Procurement アイコン SAP Ariba Procurement JDBC Driver 相談したい

SAP Ariba Procurement データと連携するパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

国産BI ツールのActionista! からSAP Ariba Procurement に直接連携してビジュアライズ

Actionista! からリアルタイムSAP Ariba Procurement データに直接連携して分析を実施。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-07-20
saparibaprocurement ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Actionista! ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData Driver for SAPAribaProcurement を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSAP Ariba Procurement データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for SAPAribaProcurement をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSAP Ariba Procurement データへの連携を設定

CData JDBC Driver for SAPAribaProcurement をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for SAPAribaProcurement をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SAPAribaProcurement 2019J\lib\cdata.jdbc.saparibaprocurement.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSAP Ariba Procurement のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # SAPAribaProcurement loader.jdbc.displayName.SAPAribaProcurement = SAPAribaProcurement loader.jdbc.initJdbcUrl.SAPAribaProcurement = jdbc:saparibaprocurement: loader.jdbc.url.SAPAribaProcurement = jdbc:saparibaprocurement: loader.jdbc.driver.SAPAribaProcurement = cdata.jdbc.saparibaprocurement.SAPAribaProcurementDriver loader.jdbc.dbmsInfo.SAPAribaProcurement = cdata.jdbc.saparibaprocurement.SAPAribaProcurementDriver
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

SAP Ariba Procurement データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、SAP Ariba Procurement データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSAP Ariba Procurement への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:SAP Ariba Procurement に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      SAP Ariba Procurement に接続するには以下を設定します。

      • ANID:Ariba Network ID。
      • API:本製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定。ビジネスロールに基づき、Buyer またはSupplier API を選択します(可能な値は、PurchaseOrdersBuyerAPIV1、または PurchaseOrdersSupplierAPIV1 です)。
      • Environment:接続先がテスト環境か本番環境かを指定(可能な値は、TEST またはPRODUCTION です)。

      OAuth 認証

      接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。

      • AuthScheme をOAuthClient に設定します。
      • サービスにアプリケーションを登録し、APIKeyOAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。

        OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントを参照してください。

      OAuth の自動リフレッシュ

      以下を設定して、接続してください。

      • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
      • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
      • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。

      接続すると、本製品は自動でOAuth プロセスを完了します。

      1. 本製品はSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
      2. 本製品はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
      3. TOAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます。
      jdbc:saparibaprocurement:ANID=AN02000000280;API=PurchaseOrdersBuyerAPI-V1;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;AuthScheme=OAuthClient;InitiateOAuth=REFRESH
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSAP Ariba Procurement を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSAP Ariba Procurement に接続します。
  • SAP Ariba Procurement への接続が完了すると、JDBC Driver がSAP Ariba Procurement のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • SAP Ariba Procurement のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、SAP Ariba Procurement データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • SAP Ariba Procurement オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSAP Ariba Procurement データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSAP Ariba Procurement データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • SAP Ariba Procurement キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSAP Ariba Procurement データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、SAP Ariba Procurement キューブから表示させる項目を選択します。
  • SAP Ariba Procurement キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • SAP Ariba Procurement データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for SAPAribaProcurement をActionista! で使うことで、ノーコードでSAP Ariba Procurement データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。