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Sage 300 に連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

ColdFusion でSage 300 データに連携する方法

ColdFusion の標準的なデータアクセスコードでSage 300 にデータ連携。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2021-02-06

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



CData JDBC Driver for Sage300 は、ColdFusion のrapid development tools を使ってSage 300 への接続をシームレスに統合します。この記事では、ColdFusion でSage 300 に連携しSage 300 テーブルをクエリする方法を説明します。

ColdFusion にSage 300 のJDBC データソースを作成

下記の手順に従ってSage 300 データソースを作成し、ColdFusion アプリケーションへの連携を可能にします。

  1. ドライバーのJAR および.lic ファイルを、インストールディレクトリから C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot\WEB-INF\lib にコピーします。

    ドライバーのJAR およびlicense はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダに配置されています。

  2. ドライバーをデータソースとして追加:

    ColdFusion Administrator インターフェースで[Data & Services]ノードを展開し、[Data Sources]>[Add New Data Source]をクリックします。ダイアログが表示されたら、以下のプロパティを入力します。

    • Data Source Name:データソースの名前を入力。名前はColdFusion 変数命名規則に一致する必要があります。
    • Driver:[Other]を選択。
    Adding a JDBC data source to ColdFusion. (Salesforce is shown.)
  3. JDBC Driver のプロパティ設定:

    • JDBC URL:JDBC URL に接続プロパティを入力。JDBC のURL は以下で始まり jdbc:sage300: 次に、セミコロン区切りでname=value ペアの接続プロパティを入力します。以下は一般的なJDBC URL です:

      jdbc:sage300:User=SAMPLE;Password=password;URL=http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/;Company=SAMINC;

      Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

      • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
      • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
      • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

      Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

      Basic 認証を使用して接続する

      Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

      • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
      • User:アカウントのユーザー名に設定します。
      • Password:アカウントのパスワードに設定します。
    • Driver Class:ドライバーのクラスを入力。ドライバークラスは、以下のとおりです。cdata.jdbc.sage300.Sage300Driver
    • Driver Name:ユーザー定義のドライバー名を入力。ドライバー名はColdFusion Administrator コンソールでデータソースを認識するために使われます。
    • Username:認証するユーザーネームを入力。
    • Password:認証するパスワードを入力。
Required connection properties specified in the JDBC URL. (Salesforce is shown.)

[Actions] カラムのCData Sage 300 データソースを有効にして、接続をテストできます。ステータスがOK になったら、Sage 300 データソースを使うことができます。

Test the connection in the Actions column. (Salesforce is shown.)

クエリを実行

下記の手順に従って、Sage 300 の基準に合ったレコードをクエリし、結果をHTML テーブルに出力する簡単なアプリケーションを作成します。

  1. 新規ColdFusion markup ファイルでクエリを定義:C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot directory for ColdFusion の.cfm ファイルに次のコードを入力:

    <cfquery name="Sage300Query" dataSource="CDataSage300"> SELECT * FROM OEInvoices </cfquery>

    Note:CData JDBC Drivers は、cfqueryparam エレメントを使ってパラメータ化されたクエリもサポートします。例:

    <cfquery name="Sage300Query" dataSource="CDataSage300"> SELECT * FROM OEInvoices WHERE AllowPartialShipments = <cfqueryparam>Yes</cfqueryparam> </cfquery>
  2. CFTable を使ってHTML にテーブルを出力:

    <cftable query = "Sage300Query" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"/> <cfcol header="<b>InvoiceUniquifier</b>" align="Left" width=17 text="#InvoiceUniquifier#"></cfcol> <cfcol header="<b>ApprovedLimit</b>" align="Left" width=13 text="#ApprovedLimit#"></cfcol> </cftable>
  3. コードを実行してグリッドを表示します。

    Query results in an HTML table. (Salesforce is shown.)

HTML 部分を含む以下のフルコードが利用できます。

<html> <head><title>Hello World</title></head> <body> <cfoutput>#ucase("hello world")#</cfoutput> <cfquery name="Sage300Query" dataSource="CDataSage300"> SELECT * FROM OEInvoices </cfquery> <cftable query = "Sage300Query" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"> <cfcol header="<b>InvoiceUniquifier</b>" align="Left" width=17 text="#InvoiceUniquifier#"></cfcol> <cfcol header="<b>ApprovedLimit</b>" align="Left" width=13 text="#ApprovedLimit#"></cfcol> </cftable> </body> </html>

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