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LINQPad でNetSuite のデータを操作する方法

LINQPad でNetSuite にLINQ クエリを実行する方法を解説します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-15
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CData

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LINQPad ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData ADO.NET Provider for NetSuite は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってNetSuite の操作を実現します。この記事では、LINQPad から接続してLINQ クエリを実行する方法を説明します。

NetSuite とのデータ連携について

CData は、Oracle NetSuite のライブデータにアクセスして連携する最適な方法を提供します。CData のコネクティビティを使用すると、次のことが可能になります。

  • Standard、CRM、OneWorld を含むNetSuite の全エディションへアクセスできます。
  • SuiteTalk API(SOAP ベース)およびSuiteQL(SQL のように機能し、データのクエリや操作を容易にします)の全バージョンへ接続できます。
  • 保存検索のサポートにより、定義済みレポートやカスタムレポートにアクセスできます。
  • トークンベースおよびOAuth 2.0 によるセキュアな認証により、すべてのユースケースで互換性とセキュリティを確保します。
  • SQL ストアドプロシージャを使用して、ファイルのアップロードやダウンロード、レコードやリレーションシップの添付や解除、ロールの取得、テーブルやカラムの追加情報の取得、ジョブ結果の取得などの機能的なアクションを実行します。

ユーザーは、CData のソリューションを使用してPower BI やExcel といった好みの分析ツールからNetSuite のライブデータにアクセスしています。また、CData Sync を直接使用したり、Azure Data Factory のような他のアプリケーションとCData の互換性を活用したりして、NetSuite のデータを包括的なデータベースやデータウェアハウスに統合している場合もあります。CData はまた、Oracle NetSuite の顧客がNetSuite からデータを取得したり、NetSuite にデータを送信したりできるアプリケーションを簡単に作成できるよう支援し、企業がほかのデータソースのデータをNetSuite に統合することを可能にします。

Oracle NetSuite ソリューションの詳細については、ブログをご覧ください:Drivers in Focus Part 2: Replicating and Consolidating ... NetSuite Accounting Data

必要なもの

本記事の手順を実行してLINQPad からNetSuite に接続するには、以下の3つの製品が必要になります。

  • NetSuite の環境
  • LINQPad
  • CData ADO.NET Provider for NetSuite。右側のサイドバーから30日間無償トライアルがダウンロードできます

データモデルの作成

CData ADO.NET Provider for NetSuite およびLINQPad をダウンロード・インストールしたら、Visual Studio で新しいクラスライブラリプロジェクトを作成します。

ADO.NET Provider の利用に必要となるEF 6を設定する方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

  1. プロジェクトを右クリックし、[追加]→[新しい項目]→[ADO.NET Entity Data Model]をクリックします。ダイアログが表示されたら、データベースから[Code First]を選択します。 [New Connection]をクリックして、表示されたウィザードで接続文字列オプションを指定します。

    New Connectionを選択して新しい接続設定を作成
  2. Authentication セクションで、User、Password プロパティを設定します。AccountId に企業アカウントのID を入力します。 オプションでRoleId を指定してログインユーザーの権限を制限することができます。

    詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

    一般的な接続文字列は次のとおりです。

    Account Id=XABC123456;Password=password;User=user;Role Id=3;Version=2013_1;
  3. 希望するテーブルおよびビューを選択して[Finish]をクリックし、データモデルを作成します。

    下部のFinishをクリックしてデータモデルを作成
  4. プロジェクトをビルドします。生成されたファイルを使ってLINQPad でNetSuite 接続を作成できます。

LINQPad でNetSuite のデータに接続

必要な接続プロパティを取得してデータモデルアセンブリを作成したら、以下の手順に従ってLINQPad でデータモデルを使いはじめましょう。

  1. LINQPad を開き[接続の追加]をクリックします。

    接続の追加をクリック
  2. [Use a typed data context from your own assembly]オプションを選択します。

  3. [Entity Framework DbContext]を選択します。

    下部のフィールドから[Entity Framework DbContext]を選択
  4. [Path to Custom Assembly]ボックスの横にある[参照]をクリックして、プロジェクトフォルダを参照します。bin フォルダの下の.dll または.exe を参照します。

  5. DbContext の名前を選択します。
  6. 接続文字列をApp.Config に保存した場合は、App.Config へのパスを指定します。
DbContextの名前とApp.Configへのパスを指定

これでLINQPad 経由でNetSuite にクエリできます。サポートされたLINQ クエリの例は、ヘルプドキュメントの「LINQ およびEntity Framework」を参照してください。

LINQPad からNetSuiteに接続

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