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CData Sync for Kintone は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のKintone 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のKintone アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のKintone アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にKintone をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://subdomain.domain.com;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://subdomain.domain.com;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
Kintone に接続するには、以下の接続プロパティを設定してください。
ご利用のKintone ドメインでBasic 認証の機能を設定している場合は、接続プロパティの「詳細」設定からBasicAuthUser およびBasicAuthPassword を追加で指定してください。
Basic 認証の代わりにクライアント証明書を使った認証を利用する場合は、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、 およびSSLClientCertPassword を指定ください。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Kintone API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Kintone のデータ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Apps;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のKintone アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Apps SELECT * FROM Apps
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Apps SELECT * FROM Apps
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
KintoneSync.exe -g MyProductionKintoneConfig.xml -f MyProductionKintoneSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar KintoneSync.jar -g MyProductionKintoneConfig.xml -f MyProductionKintoneSync.sql