製品をチェック

製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら

CData Sync

複数Kingdee K3 WISE アカウントをレプリケーション

複数のKingdee K3 WISE アカウントを、1つあるいは多数のデータベースにレプリケーション。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2022-06-05

こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

CData Sync for KingdeeK3WISE は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のKingdee K3 WISE 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のKingdee K3 WISE アカウントをレプリケートする方法について説明します。

Kingdee K3 WISE 接続の構成

接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のKingdee K3 WISE アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にKingdee K3 WISE をSQLite にレプリケートする設定例を示します。

Windows

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider> <ConnectionString>User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> <TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime> <TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval> </CDataSync>

Java

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider> <ConnectionString>User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> </CDataSync>

接続するには、以下を設定します。

  • URL:Kingdee のルートURL。例えば、Kingdee 13.1 のURL はホストのIP です。
  • AccountId:Kingdee のAisID(アカウントのセットのId)。
  • User:Kingdee に接続するユーザー。
  • Password:ユーザーのパスワード。

各Kingdee K3 WISE インスタンスにクエリを設定

Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Kingdee K3 WISE API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Kingdee K3 WISE のデータ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。

REPLICATE Account;

特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のKingdee K3 WISE アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。

REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。

REPLICATE PROD_Account SELECT * FROM Account

異なるスキーマを使用することもできます。

REPLICATE PROD.Account SELECT * FROM Account

Sync の実行

接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。

Windows

KingdeeK3WISESync.exe -g MyProductionKingdeeK3WISEConfig.xml -f MyProductionKingdeeK3WISESync.sql

Java

java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar KingdeeK3WISESync.jar -g MyProductionKingdeeK3WISEConfig.xml -f MyProductionKingdeeK3WISESync.sql

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。