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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData ODBC Driver for GoogleDataCatalog は、PHP アプリケーションからGoogle Data Catalog データへの連携を実現します。本記事では、Google Data Catalog データをPHP のビルトインODBC 機能でクエリする手順を説明します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Data Catalog の接続を設定、2.PHP 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleDataCatalog ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
Google Data Catalog に接続するDSN を作成します。
認証プロパティを追加する前に、次の接続プロパティを設定してください。
CData 製品は、認証にユーザーアカウント、サービスアカウント、およびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。
OAuth の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
odbc_connect を呼び出して、Google Data Catalog への接続を開きます。 odbc_pconnect メソッドでも可能です。コネクションを閉じるには、odbc_close もしくはodbc_close_all を使います。
$conn = odbc_connect("CData GoogleDataCatalog Source","user","password");
コネクションはodbc_connect で開かれ、スクリプトが終わると終了します。odbc_pconnect メソッドで開いたコネクションは、スクリプトが終わっても開いたままです。これにより同じクレデンシャルであれば他のスクリプトでコネクションを共有することが可能です:
$conn = odbc_pconnect("CData GoogleDataCatalog Source","user","password");
...
odbc_close($conn); //persistent connection must be closed explicitly
odbc_prepare を使って、Prepared ステートメントおよびパラメータライズドクエリを作成します。
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Schemas WHERE ProjectId = ?");
Prepared ステートメントをodbc_execute を使って実行します。
$conn = odbc_connect("CData GoogleDataCatalog Source","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Schemas WHERE ProjectId = ?");
$success = odbc_execute($query, array('bigquery-public-data'));
Non-Parameterized クエリは、odbc_exec を使います。
$conn = odbc_connect("CData GoogleDataCatalog Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM Schemas");
odbc_fetch_array ファンクションの結果セット配列としてアクセスします。
$conn = odbc_connect("CData GoogleDataCatalog Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM Schemas");
while($row = odbc_fetch_array($query)){
echo $row["Type"] . "\n";
}
odbc_result_all ファンクションで、結果セットをHTML テーブルとして表示します。
$conn = odbc_connect("CData GoogleDataCatalog Sourcee","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Schemas WHERE ProjectId = ?");
$success = odbc_execute($query, array('bigquery-public-data'));
if($success)
odbc_result_all($query);
スタンドアロンのテスト環境をたちあげる簡単な方法はPHP のビルトインテストサーバーを使うことです。やっていきましょう。
PHP の最新版のバイナリのダウンロード。
フォルダにファイルを入れる。
フォルダを開く。
php.ini-development をphp.ini に変更。
ブラウザからテストスクリプトにアクセスするためのコマンドを実行。
php -S localhost:8000 -t C:\path-to-your-scripts -c C:\path-to-php\php.ini
サポートされているSQL の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。上記のサンプルは、PHP のコミュニティドキュメントを参考に、Google Data Catalog 向けに最適化したものです。
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。