各製品の資料を入手。
詳細はこちら →こんにちは!プロダクトスペシャリストの浦邉です。
生産スケジューラ「Asprova」はODBC によるデータベース接続をサポートしているため、これを通してExcel Onlineとのデータ連携を行うことが可能です。 通常、Excel OnlineなどのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData Excel Online ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同じ感覚で、Excel Online のデータを扱うことができます。 本記事ではExcel OnlineからAsprovaへの「品目」データ取り込みの例を通してデータ連携手順を示します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてExcel Online の接続を設定、2.Asprova 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからExcelOnline ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
インストールが完了したら、DSN 設定画面が開くので、必要な接続プロパティを入力してExcel Online への接続を行います。
ワークブックに接続するには、Excel Online への認証を提供し、 次のプロパティを設定します。
Workbook: ワークブックの名前かId に設定。利用可能なワークブックに関する情報のリストを表示する場合は、認証後にWorkbooks ビューに対してクエリを実行します。
OAuth 認証を使うこともできます。ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
メニューの「ファイル」から「データ入出力」を選択し、「データ入出力」ダイアログを開きます。
「品目」行のヘッダをダブルクリックし、「データ入出力の編集」ダイアログを開きます。
「RDBトランザクション」を「いいえ」に変更し、「OK」を押下します。
「品目」の「データソースの種類」を「OLE DB」に変更します。
「接続文字列/フォルダ」列のボタンを押下し、「データ リンク プロパティ」ダイアログを開きます。 「プロバイダー」タブで「Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers」を選択し「次へ」を押下します。
「接続」タブで「データソース名を使用する」が選択されていることを確認し、コンボボックスで「CData Excel Online Source」を選択します。
「接続のテスト」を押下し「接続のテストに成功しました」というメッセージが表示されればドライバの設定に成功です。
「外部テーブル名」列のボタンを押下し、「テーブル一覧」ダイアログを開きます。 ここでExcel Onlineのテーブル一覧が表示されることを確認してください。
出力先テーブル(Asprovaの品目)、入力元テーブルの項目の対応付けを行います。「フィールドマッピング」列のボタンを押下し、「品目-フィールドマッピング」画面を開きます。
画面の二つのテーブルの間で右クリックし、コンテキストメニューの「全削除」を選択します。すべてのマッピングが削除されたことを確認し、項目同士をドラッグアンドドロップでつなぎ上記のマッピングを設定します。
これでデータ取り込みの設定は終了です。メニューの「ファイル」から「インポート」をクリックします。画面下のメッセージでエラーが出なければインポートは完了です。
メニューの「テーブル表示」から「品目」を選択します。下図のように、Excel Onlineから取り込んだ商品データが表示されれば成功です。