RapidMiner からAzure Table データに連携
Azure Table をRapidMiner Studio の標準コンポーネント及びデータソース構成ウィザードと統合します。
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
最終更新日:2022-10-29
CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
この記事では、CData JDBC Driver for AzureTables をRapidMiner のプロセスと簡単に統合する方法を示します。この記事では、CData JDBC Driver for AzureTables を使用してAzure Table をRapidMiner のプロセスに転送します。
RapidMiner のAzure Table にJDBC Data Source として接続する
以下のステップに従ってAzure Table へのJDBC 接続を確認できます。
- Azure Table 用の新しいデータベースドライバーを追加します。[Connections]->[Manage Database Drivers]とクリックします。
- 表示されるウィザードで[Add]ボタンをクリックし、接続に名前を入力します。
- JDBC URL のプレフィックスを入力します。
jdbc:azuretables:
- インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるcdata.jdbc.azuretables.jar ファイルにパスを入力して下さい。
- ドライバークラスを入力します。
cdata.jdbc.azuretables.AzureTablesDriver
- 新しいAzure Table 接続を作成します。[Connections]->[Manage Database Connections]とクリックします。
- 接続の名前を入力します。
- データベースシステムの場合は、以前構成したAzure Table ドライバーを選択します。
- Host ボックスで接続文字列を入力します。
Account プロパティをストレージアカウント名に設定し、ストレージアカウントのAccessKey を設定して接続します。これらの値を取得する方法は次のとおりです。
ストレージをBackend として使用している場合(デフォルト)
- Azure ポータルにログインし、左側の「サービス」メニューで「ストレージアカウント」を選択します。
- ストレージアカウントがない場合は、「追加」ボタンをクリックしてアカウントを作成します。
- 使用するストレージアカウントのリンクをクリックし、「設定」の「アクセスキー」を選択します。 「アクセスキー」ウィンドウには、ストレージアカウント名とCData
製品で使用するキー(接続にはkey1またはkey2のどちらかを使用できます)が含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。
Azure SQL への接続
- Azure ポータルにログインし、左側の「サービス」メニューで「Azure Cosmos DB」を選択します。
- 使用するCosmos DB アカウントのリンクをクリックし、「設定」の「接続文字列」を選択します。 「接続文字列」ウィンドウには、Cosmos DB アカウント名とCData
製品で使用する主キーが含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。
ビルトイン接続文字列デザイナ
JDBC URL の構成については、Azure Table JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.azuretables.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的な接続文字列です。
AccessKey=myAccessKey;Account=myAccountName;
- 必要であればユーザー名とパスワードを入力します。
プロセス内の様々なRapidMiner オペレーターとのAzure Table 接続を使用できます。Azure Table を取得するには、[Operators]ビューから[Retrieve]をドラッグします。
[Retrieve]オペレータを選択した状態で、[repository entry]の横にあるフォルダアイコンをクリックして[Parameters]ビューで取得するテーブルを定義できます。表示されるRepository ブラウザで接続ノードを展開し、目的のサンプルセットを選択できます。
最後に、[Retrieve]プロセスから結果に出力をワイヤリングし、プロセスを実行してAzure Table を確認します。
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