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PowerShell からAmazon Marketplace データに接続してデータの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法

CData PowerShell Cmdlets を使って、Amazon Marketplace データに接続、データの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法を紹介します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-26
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CData

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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for AmazonMarketplace を使えば、PowerShell からAmazon Marketplace に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Amazon Marketplace への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Amazon Marketplace への接続を設定

それでは、まずはAmazon Marketplace への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Amazon Marketplace Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module AmazonMarketplaceCmdlets;

Connect-AmazonMarketplace コマンドを使ってAmazon Marketplace との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-AmazonMarketplace  -Marketplace "$Marketplace" -Sellerid "$Sellerid" -Mwsauthtoken "$Mwsauthtoken"

Amazon Marketplace Appstore 認証を使って接続が可能です。

  • Amazon Marketplace Appstore で、CData Amazon Marketplace Drivers のページを開きます。
  • 「今すぐ承認」をクリックしで、「次へ」と進みます。出品者ID などの必要情報を記入してCData Drivers にAmazon Marketplace データへのアクセス権を付与します。
  • 手続きが完了すると、「MWS 認証トークン」が取得できます。
  • CData Drivers の接続設定画面で「Marketplace」(任意のマーケットプレイスの国)、「Sellerid」(出品者ID)、「Mwsauthtoken」(先に取得したMWS 認証トークン)を入力して接続を行います。

これで接続設定は完了です。

Amazon Marketplace データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、Orders テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-AmazonMarketplace -Connection $conn -Table Orders | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOrdersData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-AmazonMarketplace から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。

データの削除

以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。

Select-AmazonMarketplace -Connection $conn -Table Orders -Where "IsReplacementOrder = True" | Remove-AmazonMarketplace

データの挿入と更新

データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。

Import-Csv -Path C:\MyOrdersUpdates.csv | %{
  $record = Select-AmazonMarketplace -Connection $AmazonMarketplace -Table Orders -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  if($record){
    Update-AmazonMarketplace -Connection $amazonmarketplace -Table Orders -Columns ("AmazonOrderId","OrderStatus") -Values ($_.AmazonOrderId, $_.OrderStatus) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  }else{
    Add-AmazonMarketplace -Connection $amazonmarketplace -Table Orders -Columns ("AmazonOrderId","OrderStatus") -Values ($_.AmazonOrderId, $_.OrderStatus)
  }
}

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのAmazon Marketplace データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。

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