Twitter では毎日多くのツイートがあらゆるユーザーによって投稿されています。イベントが開催されるとイベント関連の情報や感想が飛び交い、ハッシュタグを設けて関連した情報だけを絞り込むことができます。情報の絞り込みをした後はデータを分析したい、そして使い慣れたツールで行いたいという声を多くいただきます。
CData Excel Add-Ins for Twitter は、Excel 上でツイート情報を取得し分析に利用することが可能です。本記事では、Twitter に投稿されたイベント関連ツイートをExcel から取得する方法をご紹介します。
用意するもの
- Twitter アカウント
- Excel
- CData Excel Add-Ins for Twitter
CData Excel Add-Ins for Twitter のインストール
まずはCData Excel Add-Ins for Twitter をExcel がある環境にインストールします。
インストーラのダウンロード
CData Excel Add-Ins for Twitter のインストーラを取得します。
以下製品ページからダウンロードします。30日間の無償トライアルがあるので、ぜひご利用ください。
https://www.cdata.com/jp/drivers/twitter/download/excel/
インストール実行
取得したexe ファイルを実行し、画面の内容を確認しながらインストールを進めます。
Excel での設定
Excel を開き、ツイート情報を取得します。
リボンに追加された[CData]をクリックします。
Twitter 接続設定
Excel からTwitter に接続する設定をします。
[データの取得]から[取得元:Twitter]をクリックします。
接続設定画面が開かれます。
[接続テスト]ボタンを押下し、接続を確立します。
アクセス許可の画面が開かれます。
アカウントと画面の内容を確認し、[認証アプリを認証]ボタンを押下します。
以下画面が表示されたら接続成功です。
Excel からツイート情報を取得
Excel からTwitter のデータを取得します。[データを取得]から[取得元:Twitter]を開き、先ほど作成した接続設定を選択します。
クエリの編集画面が開かれます。
取得するデータの種類(テーブル)を選択します。[選択]ボタンを押下し、テーブルを選択します。今回はツイート情報を取得するため、[Tweets]テーブルを選び[OK]ボタンを押下します。
取得するデータ(カラム)を選択します。
今回は、「『#CData』が含まれているツイートを全体から検索し、最新ツイート100件を投稿日時が最新の順番で、リツイートを除いたツイート本文といいね数とリツイート数とユーザー名」をExcel で取得します。
カラム |
設定内容 |
備考 |
SearchTerms |
CData |
指定文字の全体検索 |
Created_At |
並べ替え:降順 |
|
Retweeted_Status_Id |
フィルタ:Null である |
リツイートを除くツイートを取得 |
取得する[Text(本文)]、[Facorite_Count]、[Retweet_Count]、[From_User_Name]にもチェックを入れます。
設定が完了したら、[OK]ボタンを押下しデータを取得します。
ツイート情報をExcel 上で取得できました。
取得した後はピボットテーブルで表示したり、グラフ化したりできます。
Excel からツイートの投稿
Twitter に接続したExcel から、ツイートを投稿することも可能です。
[Text]にツイート文を入力します。変更されたデータは赤く表示されます。
投稿したい列を選択し、[行の更新]を押下します。
接続してあるアカウントで、ツイートが投稿されます。
おわりに
今回は「CData」という単語で検索したツイート情報を取得しましたが、ハッシュタグを指定することでさらに情報を絞って取得することができます。
Excel 上でTwitter のデータにアクセスし、操作することができました。CData Excel Add-Ins はノーコードでデータへの接続を可能にします。
無償トライアルでぜひ体感してください。
https://www.cdata.com/jp/drivers/twitter/excel/
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