かゆいところに手が届く、CData Sync の管理機能がV23 にてさらにパワーアップしました!
本記事では、次の3点についてご紹介します。
- 接続&ジョブ設定がクローン(コピー)できるようになりました
- 接続&ジョブ設定をグルーピングできるようになりました
- アクセス制御(RBAC)が強化されました
※CData Sync の基本操作については、CData Sync ハンズオン資料をご参照ください!
接続&ジョブ設定がクローン(コピー)できるようになりました
CData Sync でデータ複製(レプリケーション)を行うとき、はじめに行うのがデータソース、および同期先(DB/DWH)との接続設定です。
この接続設定、これまでは同じデータソース・同期先への接続であっても、都度個別に設定画面を開き、新しく接続設定を作成する必要がありました。
一方、V23 では接続設定のクローン機能が実装されました!
これにより、既存の接続設定をクローンし、既存の接続と異なる値のみ書き換え、再認証を行えば接続設定完了です。
上記では、接続設定のクローンをご紹介しましたが、同様にジョブ設定もクローンいただくことが可能です。
大量に同じような接続・ジョブを作成いただく必要がある場合には、クローン機能をご活用ください!
接続&ジョブ設定をグルーピングできるようになりました
CData Sync をご活用いただく中で接続やジョブの数が増えてくると、どういった目的で作られた接続・ジョブだったのかが把握しづらくなることがあるかと思います。とはいえ、Excel などで別途管理するもの面倒です。
そこでV23 では、接続、およびジョブ設定に[ラベルを追加]することで、例えばユーザーや部署ごとに接続・ジョブ設定をグルーピングすることができるようになりました!
また、ラベルを追加するとフィルタリング機能でラベルごとに接続・ジョブ設定を絞り込むことができるようになります。
ラベルとフィルタリング機能を活用することで接続・ジョブ設定の検索効率を高めていただけると思いますので、ぜひご活用ください!
アクセス制御(RBAC)が強化されました
最後にご紹介するのが、アクセス制御機能です。
この機能を利用いただくと、接続・ジョブ設定の両方ができるユーザー、ジョブの設定のみできるユーザーといったように、ユーザーごとにCData Sync で行える操作の範囲を制御することができます。
具体的には、次の4つのロールが設定できるようになりました。
- Admin ロール
新しいジョブや接続の作成、アプリケーション設定の変更などのコンソールでサポートされるすべての操作を実行できます。
- Standard ロール
ジョブや接続の作成、編集、削除はできますが、設定タブで公開されているようなアプリケーション全体の設定を変更することはできません。
- Job Creator ロール
ジョブや変換の作成、編集、削除はできますが、接続の作成はできません。また設定タブで公開されているようなアプリケーション全体の設定を変更することはもちろん、参照もできません。
- Job Operator ロール
読み取り専用のロールです。このロールのユーザーは接続の作成、新しいジョブの作成、ジョブの削除はできません。またアプリケーション設定の変更はもちろん、参照もできません。Operator ユーザーは、ジョブの開始と停止、ジョブ履歴の表示、およびジョブのログのダウンロードを行うことができます。
適切な権限の付与ができるようになったことでCData Sync の管理がより楽になりそうですね!ぜひ、ご活用ください。
まとめ
以上CData Sync V23 で強化された管理機能のご紹介でした。
CData Sync は、30日間の無償トライアルが可能です。ぜひ、パワーアップしたCData Sync をお手元の環境でお試しいただければうれしいです!
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