CData ODBC Salesforce Driver で Salesforce レポートの表示が簡単になりました

f:id:sugimomoto:20201014110052p:plain

こんにちは。CData Software Japan リードエンジニアの杉本です。

今回もCData Driver v20から追加された新機能を一つ紹介したいと思います。

CData Driver で Salesforce のレポートを取得する

Salesforce を使っているユーザーさんはおそらくレポートの機能をよく利用するかと思います。

f:id:sugimomoto:20201014110038p:plain

CData Driver でもレポートを表示する機能はサポートしていて、BIツールなどから集計されたデータをさくっと呼び出すことができます。

f:id:sugimomoto:20201014110045p:plain

しかしながら、今まではこの機能を使うために、一度ストアドプロシージャでレポートの定義を作成する、という手間がありました。

http://cdn.cdata.com/help/RFF/jp/odbc/pg_sp-createreportschema.htm

EXEC CreateReportSchema ReportName = 'NewReport' ReportId = '00O2r000000v8JyEAI';

それがV20のCData Salesforce ODBC DriverCData Salesforce Power BI Connector では、手軽にこのレポート定義の生成ができるようになりました!

f:id:sugimomoto:20201014110052p:plain

レポートの作成方法

それでは実際に試してみましょう。

まず、対象のSalesforce ODBC Driver(もしくは Power BI Connector)のDSNを開き

f:id:sugimomoto:20201014110058p:plain

接続設定を行います。

f:id:sugimomoto:20201014110103p:plain

その後、テーブルタブに移動して「テーブルまたはビュー」の一覧から「新しいテーブルの定義」をクリックすることで、今回の新機能を表示できます。

f:id:sugimomoto:20201014110108p:plain

この新しいテーブル定義の画面でレポート定義の作成を行います。

ReportNameはCData Driver上で扱う際の名前ですので、任意のものを指定してください。

f:id:sugimomoto:20201014110112p:plain

Report IdはSalesforce の画面から確認する場合は、以下のようにレポートを開いた時に表示される以下のIDになります。

f:id:sugimomoto:20201014110117p:plain

以下のように入力して、「作成」をクリックすると

f:id:sugimomoto:20201014110123p:plain

新しいテーブル定義が作成されます。

f:id:sugimomoto:20201014110128p:plain

あとはいつもどおり、任意のBIツールで接続すると、テーブル一覧に対象のレポートが表示されます。(以下の画面はPower BIを例にしています)

f:id:sugimomoto:20201014110133p:plain

ぜひお試しください。

トライアル・お問い合わせ

関連コンテンツ