こんにちは。CData Software Japan リードエンジニアの杉本です。

今回はCData PCA Sales & Accounting Driver の接続方法・接続時の注意点について解説します。

www.cdata.com

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なお、この記事はODBCやExcel Add-in問わず、共通となります。

• サポートされている接続方法（認証）
  • ブラウザログインによる認証：埋め込みOAuth認証（Authorization Code Grant）
  • ユーザーID・パスワードによる認証：埋め込みOAuth認証（Password Grant）
• 各種注意点
  • 使用するにあたっての注意点①：PCAクラウド利用時間帯
  • 使用するにあたっての注意点②：PCA Web APIライセンス
  • 使用するにあたっての注意点③：オンプレミス版への接続
• おわりに

サポートされている接続方法（認証）

現在 CData PCA Sales & Accounting Driverでは、3種類の接続方法をサポートしています。

1. ブラウザログインによる認証：埋め込みOAuth認証（Authorization Code Grant）
2. ユーザーID・パスワードによる認証：埋め込みOAuth認証（Password Grant）
3. 独自OAuth認証（ユーザー自身で構成したOAuthアプリによるAuthorization Code Grant）

通常の使い方であれば、「1.」もしくは「2.」を使用して接続ができます。

「3.」に関しては、以下の記事を参照してみてください。

https://www.cdata.com/jp/blog/2019-06-06-104539

ブラウザログインによる認証：埋め込みOAuth認証（Authorization Code Grant）

埋め込みOAuth認証は接続画面で以下のプロパティを設定するだけで接続ができます。

Default Data Areaは以下の画面で確認することが可能です。

これらの値を入力の上、接続を行うことで、ブラウザが立ち上がり以下のようなPCAクラウドにログインするための画面が表示されます。

最初にPCAサービスユーザーIDとパスワードを入力して、サービス認証を行い

次に、ユーザーID・パスワードでログオンします。

最後に、「データの利用を許可する」をクリックします。

その後、以下のメッセージが表示されればOKです。

ユーザーID・パスワードによる認証：埋め込みOAuth認証（Password Grant）

ユーザーID・パスワードによる認証は、ブラウザでログインを行わず、直接ユーザーID・パスワードを接続画面で入力して、認証する方法です。

以下を入力して、接続することができます。

入力後「接続のテスト」をクリックして、以下のメッセージが表示されればOKです。

各種注意点

続いて CData PCA Sales & Accounting Driver を使用するにあたっての注意点です。

（2020/11/24時点での情報です）

使用するにあたっての注意点①：PCAクラウド利用時間帯

CData PCA Sales & Accounting Driver が接続しているPCAクラウドには利用時間帯があります。

利用時間帯以外では接続できないので注意しましょう。

詳しくは下記ページを参照してみてください。

pca.jp

使用するにあたっての注意点②：PCA Web APIライセンス

CData PCA Sales & Accounting Driver は内部でPCA Web APIを利用しています。

こちらの利用には別途ライセンスが必要となっているので、必要に応じてPCAとの契約内容をご確認ください。

pca.jp

使用するにあたっての注意点③：オンプレミス版への接続

CData PCA Sales & Accounting Driver はオンプレミス版への接続はサポートしていません。

現在サポートしている接続先は「PCAクラウド会計DX」および「PCAクラウド商魂・商管DX」です。

pca.jp

おわりに

もし接続時や使い方で不明点があれば、お気軽に以下の問い合わせフォームまで連絡ください。

https://www.cdata.com/jp/support/submit.aspx

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