本記事は、CData Advent Calendar 2023 の14日目の記事です。
こんにちは、CData Software Japan パートナーサクセスの赤塚です。
この度、弊社のパートナーである nehan 社の分析ツール nehan(以下 nehan )にて Zoho CRM のデータをダイレクトに連携できる機能がリリースされ、Zoho CRM のデータを nehan 上で直接扱えるようになりました。
分析ツール nehan
nehan は分析処理はもちろんのこと、異なるテーブルやデータソースの結合など、他のデータと掛け合わせた分析を行うためのデータの前処理・後処理等、難しい処理も使いやすいインターフェースを使ってノーコードで実現できます。
今回は Zoho CRM への接続と分析プロジェクトの基本的な使用方法を試してみましたのでぜひ参考にしていただけると幸いです。
また文末に掲載した nehan の活用例についてもぜひご活用ください。
nehan から Zoho CRM への接続方法
接続時の認証に必要な情報の取得
公式のマニュアルも用意されていますので、こちらに沿ってポチポチと進めていきましょう。
Zoho CRM に接続するための認証操作
nehan にログインし、「接続情報」メニュー内にある「接続情報の新規作成」をクリックし、「Zoho CRM」のアイコンを選択します。
先ほど確認した Client ID、Client Secret を nehan の接続情報画面に入力し、画面最下部の「認証を始める」をクリックします。
「下記の URL にアクセスし、認証コードを入力して認証を完了してください」と表示されるので、URL をクリックして認証を進めます。
nehan の接続情報画面に戻り、画面最下部の「アクセストークンを取得する」をクリックし、接続情報項目内の「Access Token」「Refresh Token」「API Domain」が更新されたことを確認できれば認証は完了です。
SQLビルダーを使って分析用データの抽出
nehan 上で Zoho CRM のデータを直接扱えるようになりましたので、早速分析用データを抽出してみましょう。
nehan 管理画面 左側の「データを作成・管理する」メニュー内にある「SQLビルダー」をクリックし、「SQLビルダーの新規作成」をクリックします。
以下のスクリーンショットの例では、利用したいテーブルのカラムを選択し、分析用のデータソースとしてエクスポートしています。
これ以外にも商談と取引先テーブルを結合したデータを Google Analytics と結合し、ウェブマーケティング施策の検証に活用したりと、パワフルなデータの処理がドラッグ&ドロップで設定可能です。
分析プロジェクトでデータの分析
nehan 管理画面 左側の「データを分析する」メニューをクリックし、「分析プロジェクトの新規作成」をクリックします。
分析プロジェクトのメニューには「機械学習」や「自然言語処理」など様々なメニューが揃っているだけでなく、それぞれどのような分析が可能かサンプルを確認しながら選択が可能です。
まずはシンプルな処理を作成してみて、目的に合わせてカスタマイズしながら使いこなしていけそうです。
皆さんもぜひ nehan で自社のデータを活用してみてください。
CDataのブログでは他にも nehan の活用例を公開していますのでぜひご参考にしていただき、ご自身が使っているツールでもお試しください。
明日は CData Software Advent Calendar 2023 15日目の記事です。
お楽しみに!
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