Microsoft Excel でGoogle スプレッドシートを操作:CData Excel Add-in for Google Spreadsheets

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CData Excel Add-in for Google Spreadsheets は、Google スプレッドシートをMicrosoft Excel から操作できるツールです。

Excel を使っているマシンにインストールするだけで、Excel でGoogle Spreadsheets をロードしたり、スプレッドシート内のデータを一括で挿入、編集、削除を行うことが可能です。

Excel Add-in for Google Spreadsheets をインストール

まずは、CData Excel Add-in for Google Spreadsheets をダウンロードしてインストールします。

www.cdata.com

30日の無償トライアル版もあります。 .exe ファイルをダウンロードしたらダブルクリックしてインストールします。インストールの際にはExcel が開いているとエラーになるのでExcel を閉じましょう。

Excel にGoogle スプレッドシートへの接続を確立

次にスプレッドシートとExcel をつなげましょう。 Google でこんなLead という名前のスプレッドシートを作りました。 このデータをExcel から操作していきます。

まずExcel を開きます。開くとCDATA というタブが出てきています。これをクリック。[データの取得]→[取得元:GoogleSheets ]をクリック。 f:id:cdatasoftware:20210618144652p:plain

テーブル選択の画面が開きますが、まずはソースの接続を行うので[新規]をクリック。 f:id:cdatasoftware:20210618144814p:plain

自動でブラウザが開きます。すでにGoogle アカウントにログインしているとアカウント選択画面が開きます。Google にログインしていない場合にはログイン画面にいくので、スプレッドシートがあるGoogle アカウントにログインします。 f:id:cdatasoftware:20210618144901p:plain

CData のコネクタにGoogle ドライブ・スプレッドシートへの連携する権限を許可します。 f:id:cdatasoftware:20210618145006p:plain

これでExcel とスプレッドシートの接続ができました。 f:id:cdatasoftware:20210618145251p:plain

Excel でGoogle スプレッドシートを操作

ここからは実際にExcel からGoogle スプレッドシートを操作してみます。

スプレッドシートデータをExcel に読み込む

Excel に戻るとテーブル選択画面に接続したGoogle アカウントで使えるスプレッドシートの名前がリスト表示されています。Lead を選択して、OK を押します。 f:id:cdatasoftware:20210618145049p:plain クエリ編集画面でLead テーブルのカラムが表示されます。ここでExcel にロードするカラムを選択したり、フィルタリング条件を設定することができます。SQL を書く方は、下のSQL クエリボックスに直接SQL を書くこともできます。 f:id:cdatasoftware:20210618145339p:plain

設定したら、OK を押すとExcel のテーブルにGoogle スプレッドシートがバインドされてデータがロードされます。

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これで普通にグラフを作ったり、ピボットテーブルで使うようなことが可能です。

Excel からスプレッドシートのデータを一括変更

次にExcel からGoogle スプレッドシートのデータを更新します。

先ほどのスプレッドシートのLead データをロードしたExcel テーブル上で普通に変更したいセルを変更します。 さらにExcel の置換機能やコピペももちろん使えます。 f:id:cdatasoftware:20210618145721p:plain

変更した部分は赤字になります。ここでCDATA タブから[行の更新]ボタンをクリックして、シート全体もしくは指定行を更新します。 f:id:cdatasoftware:20210618145754p:plain

これでExcel で変更した内容でGoogle スプレッドシートが更新されました。一括で複数行が更新できます。 f:id:cdatasoftware:20210618145930p:plain

Excel からスプレッドシートのデータを挿入

次にExcel からGoogle スプレッドシートに新しい行を加えてみます。こちらのLead シートをロードしたExcel テーブルの最後の行の下に挿入するデータを書いていきます。

挿入した行を選択して、[行の挿入]ボタンを押します。 f:id:cdatasoftware:20210618150037p:plain Google スプレッドシート側に新しい行が挿入されました。 f:id:cdatasoftware:20210618150117p:plain

同じく削除

Excel からGoogle スプレッドシートのデータを削除することも可能です。 Excel でLead デーブルをロードしたテーブルで、削除する行を選択します。[行の削除]アイコンをクリックします。 f:id:cdatasoftware:20210618150158p:plain

削除ができました。 f:id:cdatasoftware:20210618150304p:plain このように、Excel からGoogle スプレッドシートが簡単に一括操作できました。

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