CData Arc ハンズオンテキスト ~運用編~

by 色川穂高 | 2024年08月09日 | 最終更新日:2024年09月06日

CData Arc ハンズオンテキスト ~運用編~

この記事は「CData Arc ハンズオン ~運用編~」のハンズオンテキストです。

はじめに

CData Arc は、CData 製品の中で「自動化(Automate)」を担うデータ連携ツールです。昨今のB2B(Business-to-Business、企業間商取引)では企業間のデータ授受に限らず、企業内のバックエンドシステムとの連携も欠かせません。CData Arc では「B2B 連携をもっとシンプルに」をコンセプトに、ファイル連携 & DB 連携 & API 連携といったB2B のデータ連携に必要なすべてをノーコード・ローコードでつなぐことができます。

CData Arc は30日間フル機能を試していただける無償のトライアルライセンスを提供しています。ぜひ実機にてCData Arc のシンプルでパワフルな機能をお試しください。

CData Arc

このテキストは、これからCData Arc を導入・利用される方向けに「サーバーアプリケーションであるArc の運用に役立つ機能や設定を紹介し、実際に触れて頂くこと」を目的に構成されています。

CData Arc で利用されるシナリオ(データ連携フローの構成)は多岐に渡りますが、このテキストでは、どのような連携シナリオでArc を利用される場合にも知っておいて頂いた方が良いポイントをご紹介します。

CData Arc は利用するプラットフォームに依って設定の異なる部分もありますが、このテキストでは、基本的にプラットフォームを問わない内容を対象にしています。

CData Arc の関連情報

CData Arc の各機能については、オンラインのヘルプドキュメントで詳細に確認頂くことができます。

また、CData のWeb サイトでは「スタートガイド」や「ナレッジベース」、シナリオや機能を紹介した「ブログ記事」などArc を使いこなす上で役に立つ情報を豊富にご紹介しています。こちらもぜひご活用ください。

なお、この記事では、データ連携フローの作り方については触れていません。基本的なフローの作り方については、こちらのハンズオン記事を参考にしてください。

この記事で利用する環境とソフトウェア

このテキストでは、ハンズオン環境として以下のソフトウェアやサービスを利用します。

Windows Server 2019
CData Arc Windows 版 24.2.8985 (08/09/2024)


CData Arc は、マルチプラットフォーム(Windows / Linux / macOS)で動作します。またインストールタイプのオンプレミス版以外に、事前設定済みのマシンイメージを利用頂けるクラウドマーケットプレイス版、SaaS として提供されるCData Arc Cloud もご利用頂けます。CData Arc の実行に必要なシステム要件は、こちらを参照してください。

CData Arc のインストールがお済みでない場合は、こちらのハンズオンテキストを参考に準備してください。

CData Arc のアーキテクチャ

CData Arc は、企業の業務データを連携・統合するメッセージ駆動型のデータ連携プラットフォームです。様々なアプリケーションやSaaS、データベースなどが互いにやり取りできるデータのコミュニケーションハブに必要な機能を提供します。

Arc は製品をデザインする上で「透明性」「シンプルさ」「モジュール性」「使いやすさ」を原則にした製品です。

Arc の特徴的なアーキテクチャとして、Arc はファイルシステム上のファイルにすべてのデータを保存します。具体的には、アプリケーションデータ(メッセージ)や設定データ(プロファイルとフロー)、ログなどがファイルシステム上のディレクトリに、良く整理された構造で保存されます。そのため、Arc に関わる情報のすべてが透明性高く、扱いやすい形でディスク上に残ります。

Arc のフローを構成するコネクタは、インプットフォルダからファイル(メッセージ)を読み込み、アウトプットフォルダにファイル(メッセージ)を書き込みます。あるコネクタから別のコネクタにデータを渡す際には、これらのメッセージファイルは最初のコネクタのアウトプットフォルダから、次のコネクタのインプットフォルダに移動されます。

Arc はこうしたファイルシステムベースの構造に直感的で使いやすいWeb UI を提供して、データ連携フローの構築と実行を実現します。Arc のフォルダ構造やファイル関連の規則を理解していれば、ファイルシステムを直接編集することでArc のフローを構成することもできます。

CData Arc のアーキテクチャ

Arc をホストするWeb サーバー

CData Arc は、直感的で使いやすいUI をWeb ベースで提供します。Arc にはUI をホストするために、スタンドアロンの組み込みWeb サーバーが含まれていますので、Web サーバーを別途用意することなく使い始めることができます。

なお、IIS やTomcat など、別途用意したWeb サーバー上でホストすることもできます。Arc はシンプルですぐにはじめられる使いやすさをデフォルト構成に提供していますが、それぞれのIT 環境にあわせて、柔軟に構成することも可能です。

Arc が利用するWeb サーバーについては、こちらを参照してください。(クロスプラットフォーム版を利用する場合は、こちらを参照してください)

アプリケーションディレクトリ

CData Arc は、ファイルシステムベースのアーキテクチャを採用した透明性の高いシステムです。アプリケーションディレクトリには、アプリケーションデータや設定データ、ログや証明書など、Arc で使用されるすべてのデータが含まれます。

アプリケーションディレクトリのデフォルト構成や、変更方法については、こちらを参照してください。(クロスプラットフォーム版を利用する場合は、こちらを参照してください)

アプリケーションデータベース

CData Arc では、ログエントリやメタデータ、コネクタの状態などを管理するためにアプリケーションデータベースを利用します。Arc には、軽量の組み込みデータベースが含まれていますので、データベースサーバーを別途用意することなく使い始めることができます。

なお、大量のトランザクションを処理するようなユースケースでは、軽量の組み込みデータベースではなく、よりエンタープライズ用途のデータベースサーバーを利用する方がフィットするケースがあります。Arc ではMySQL やPostgreSQL、SQL Server などのエンタープライズデータベースをアプリケーションデータベースとして利用するように構成することもできます。Arc はシンプルですぐにはじめられる使いやすさをデフォルト構成に提供していますが、それぞれのIT 環境にあわせて、柔軟に構成することも可能です。

Arc が利用するアプリケーションデータベースついては、こちらを参照してください。(クロスプラットフォーム版を利用する場合は、こちらを参照してください)

CData Arc のアーキテクチャについて、その概要をご紹介しました。Arc のアーキテクチャについて、詳しく知りたい方は、ぜひこちらを参照してください。

CData Arc の主な機能

ここからは、CData Arc の主な機能とそのUI を順に確認していきます。

それぞれの機能を順にご紹介していきますが、サーバーアプリケーションの運用という視点では、実行状況や結果を確認するための「ダッシュボード」や「アクティビティ」ページは特に重要です。ぜひ実際に触って使い方を確認してみてください。

ダッシュボード

ダッシュボードページは、Arc にログインして最初に表示される「CData Arc のランディングページ」とも言える存在です。ダッシュボードではCData Arc の現在の状況を俯瞰的に確認することができます。

ダッシュボード

ダッシュボードページで表示する期間やキーとするメトリクスは、利用状況にあわせてカスタマイズすることができますので、それぞれの運用にフィットするダッシュボードを構成することができます。

ダッシュボード

各メトリクスが表す処理済みメッセージやトランザクションの詳細を確認したいときには、より詳細なアクティビティページへとシームレスにつながります。

ダッシュボード


CData Arc のダッシュボードは、Arc を日々運用する中で一番目にするページです。ぜひ、それぞれの利用状況にあわせて上手く活用してください。

フロー

フローページにはフローデザイナーが含まれます。データ連携フローを、ノーコード・ローコードで作成・運用する製品であるCData Arc にとって、フローページはまさに中核といえる機能です。

フロー


このテキストでは、フローページの詳細や、フローの作成については触れませんが、フローページについては、こちらを。基本的なフローの作り方については、こちらのハンズオン記事を参考にしてください。

プロファイル

プロファイルページは、様々なプロトコルを利用して連携先とデータ連携を行うための通信プロファイルを設定できるページです。FTP やSFTP を行うときの通信サーバーとしての設定を含め、主にEDI でのデータ授受を行う際に必要となる通信プロファイルを設定することができます。

プロファイル


CData Arc は、AS2 やAS4、OFTP といった各種業種業界でグローバルスタンダードなEDI 規格に対応していますが、業種業界・社内外を問わず、最も利用されることが多いのはFTP/SFTP Server を利用するシナリオかも知れません。例えば、CData Arc のSFTP Server プロファイルでは、このようなイメージで設定することができます。

プロファイル


プロファイルページでの具体的な設定内容は、まさに「利用する通信プロトコル」により様々です。プロファイルを利用する場合は、こちらから各プロトコルのヘルプトピックを活用してください。

レポート

レポートページでは、CData Arc で実行されたデータ連携処理の傾向や状況に関するレポートを作成・実行することができます。例えば、ファイルの処理時間に関するレポートを生成して、フロー内のどのステップが完了するまでに最も時間がかかるかを確認したり、レポートを使用して、フロー内のどのコネクタが最も多くのエラーを発生させているかを検出したりできます。

レポート

レポート


多様なトランザクションが大量に実行されるようなユースケースでは、日々の運用にレポート機能が役に立つでしょう。レポートについて、詳しくはこちらを参照してください。

アクティビティ

アクティビティページは、従来「ログ」と呼ばれていた機能が拡張・進化したページです。その名前の通り、リクエストやアクセスの状況、フローの実行結果など、Arc で行われたアクティビティのすべてを確認することができる、サーバーアプリケーションを運用する上で中核的な機能の1つです。

CData Arc は、メッセージ、アプリケーション、アクセス、および設定変更の監査といった複数種のアクティビティログを保持します。またアプリケーション全体に設定されているサービスレベル(SLA)とそのステータスの詳細を確認することもできます。

アクティビティ


メッセージタブでは、実行したフローやコネクタの実行状況(アクティビティ)を確認することができます。

アクティビティ

アプリケーションタブでは、処理中に発生したアプリケーションレベルのエラーや、アプリケーションリソースへのリクエストなどが記録されます。これはArc 自体の挙動や実行状況を確認したいときなどに役立ちます。

アクティビティ


アクティビティページは、個々のフローやコネクタの実行状況や、サーバーアプリケーションとしてのArc の全体的な状況、外部からArc へのアクセス状況などを確認できる、サーバーアプリケーション運用の要ともいえる機能です。アクティビティページについて、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

API

API ページは、Arc の管理API について確認できるページです。Arc はAPI ファーストのデザインを採用しており、Arc のほぼあらゆる側面を「管理API」と呼ばれるシンプルなRESTful API を使って制御・設定できます。Arc の構成を外部から登録・変更したい場合や、Arc のフロー実行を外部からコントロールしたい場合には、管理API が役に立ちます。

API


管理API は、Arc のWeb UI でできるほぼ全てのことをRESTful なAPI でコントロールできる強力な機能です。管理API について、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

ヘルプ

ヘルプページでは、製品に同梱されているヘルプドキュメントを確認することができます。豊富な機能を組み合わせて、データ連携フローを作成するタイプのCData Arc にとって「ヘルプ」は、エラーなど困ったときに利用するだけでなく、フローの設計や開発にも役に立つ「リファレンス」的な存在です。CDN では最新のWeb ビルドに含まれるヘルプドキュメントが掲載されていますが、利用しているArc に含まれるヘルプはこちらから確認してください。

ヘルプ

CData Arc の主な設定

ここからは、CData Arc の主な設定(グローバル設定)について、順に確認していきます。

CData Arc は多くのユースケースにおいて「常時起動で利用されるサーバーアプリケーション」です。CData Arc の「設定」ページでは、Arc を利用するためのユーザーアカウントの管理や、データソースへの接続情報の管理、Arc の設定移行をアシストするエクスポート/インポート機能や、サーバーアプリケーションとしての様々な設定ページが提供されています。

CData Arc の主な設定

CData Arc の主な設定


設定ページに含まれる、それぞれのタブを順にご紹介していきますが、サーバーアプリケーションの運用という視点では「アラート」や、高度な設定に含まれる「クリーンアップオプション」は特に重要です。ぜひ実際に触って使い方を確認してみてください。

ユーザー

ユーザータブでは、Arc へのアクセスが許可されているユーザーアカウントを管理することができます。ユーザータブには、各ユーザーアカウントの資格情報やロール、アカウントステータスが表示されます。ユーザーアカウントの追加やアカウントステータスの変更、権限や認証トークンの管理は、このユーザータブで行います。

ユーザー

ユーザー

ロール

ロールタブでは、Arc へのアクセルコントロールに利用するロールを管理することができます。ロールタブには、デフォルトで用意されている3つの組み込みロールとすべてのカスタムロールを含む、Arc に構成されているすべてのロールが表示されます。カスタムロールや、そのロールを構成するポリシーを定義し、ユーザーアカウントをロールに割り当てることができます。ポリシーとは、ユーザーがArc に対してどのような権限を持つかを定める一連の権限セットです。

ロール


ユーザーとロールについて、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

証明書

証明書タブでは、Arc で作成・利用および管理されているすべての証明書の情報が確認できます。証明書タブでは、フロー内のどのコネクタでどの証明書が使用されているかを簡単に確認したり、証明書を新たに作成したりできます。

証明書

証明書

アラート

アラートタブでは、Arc でエラーが発生した時にアラートを送信するオプションを設定できます。Arc の実行状況はダッシュボードやアクティビティから確認することができますが、アラートを構成しておけば、エラーの発生をArc が自律的に通知してくれるため、運用の効率化に役立ちます、またステータスレポートを有効にすれば、どのようなコネクタがどのくらい実行されたかを統計的に知ることができます。

アラート

アラート


アラートを上手く活用すると、サーバーアプリケーションの運用効率化に役立ちます。アラートについて、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

Arc のヘルスチェック機能

Arc はメモリやディスクの使用量、アプリケーションデータベースの利用状況などを自律的にチェックするヘルスチェック機構を備えています。アラートが有効の場合、これらが一定の閾値を超えた場合に、メール通知で知る事ができます。

Arc のヘルスチェック機能

管理API

管理API タブでは、管理API の実行に関する3つのオプションを構成することができます。「信頼されたIP アドレス」「クロスオリジンリソース共有(CORS)」「URL の認証トークン」のそれぞれのオプションは、Arc の管理API で、どのようなアクセスを受け入れるかにあわせて構成してください。

管理API


管理API タブで構成できる内容について、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

移行

移行タブでは、Arc のアプリケーションデータおよび設定を含む完全なインポートまたはエクスポートを実行することができます。運用環境と非運用環境間での設定移行(同期)や、有事のための設定バックアップなどに移行機能は役立ちます。

移行

接続

接続タブでは、同じ種類のコネクタ間で共有できる構成済みの接続情報を管理することができます。これにより、同じ認証情報を使って同じデータソースに接続するコネクタで、接続情報の一元管理が可能になり、フローやコネクタの設定が効率化されます。

接続

SSO

SSO タブでは、SSO(Single Sign On)に必要な設定を構成することができます。SSO タブには、Arc のユーザー認証をAzure AD などのOpenID 標準をサポートするID プロバイダーに連携するために必要な設定が含まれています。SSO およびユーザー管理の詳細について、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

SSO

Vault

Vault タブでは、Arc の管理コンソール全体で再利用できるVault を追加および管理することができます。Vault は、Arc の管理コンソール全体で再利用可能な環境変数的な機能です。Vault を上手く活用することにより、フローで何度も利用する値を設定する際に時間を節約し、一元管理により想定しない誤入力などのエラーの抑止に役立ちます。Vault(グローバル設定Vault)について、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

Vault

高度な設定

高度な設定タブには、安定的な運用にとって重要なハウスキーピング処理を担う「クリーンアップオプション」が含まれます。高度な設定の各セクションについて、それぞれ少し詳しくご紹介します。

高度な設定

パフォーマンス

パフォーマンスセクションでは、Arc の自動化を支えるオートメーションサービスのパフォーマンスに関連する「並行処理」や、並列化するときのワーカー数などを管理することができます。大量のメッセージやトランザクションを処理するユースケースでは、並列処理の機構がパフォーマンスの向上に寄与します。

高度な設定

並列処理(Parrarel Processing)

並列処理を有効にした場合、Arc は一度のオートメーション実行サイクルの中で、複数のワーカースレッドを同じコネクタに分散することができます。これにより、同一コネクタで、複数のメッセージファイルを並行的に処理したいシナリオの場合などでは、実行パフォーマンスの向上が期待できます。実行パフォーマンスは、環境や利用状況により様々で、なにより実際に試す(測る)ことが重要です。Arc で自動化したいシナリオで「並列処理が効果を発揮するか」は、実際に使いたいシナリオをトライアルする中で、並列処理の有効・無効を切り替えつつ評価するのが分かりやすいかも知れません。

高度な設定

パフォーマンスセクションでコントロールできるオートメーションサービスおよび並列処理について、詳しく知りたい方はこちらをご活用ください。

クリーンアップオプション

クリーンアップオプションのセクションは、ログの自動クリーンアップ(ハウスキーピング)を管理することができます。Arc の安定的な運用に、クリーンアップオプションの活用は重要です。

Arc は、アプリケーションの実行パフォーマンスを最大化するために、定期的にログの実行状況などを保存するアプリケーションデータベースのレコードや、ファイルシステム上に保持されるログファイルを自動でクリーンアップします。クリーンアップオプションではログファイルをアーカイブするか削除するかを指定し、ログファイルを削除する間隔を設定できます。

高度な設定

クリーンアップの間隔

クリーンアップオプションの間隔(日)として、どの程度の値が適切かは、作成するフローの構成や実行頻度、トランザクション量や保持すべき業務的な期間要件などにより様々です。

コネクタの実行単位にログファイルや実行に関するデータベースエントリが記録されますので、処理するトランザクション量(メッセージファイルの量)が多いユースケースでは、比較的短い期間に設定するのが良いでしょう。

処理するトランザクション量がとても多いユースケースや、多くのログエントリを保持する必要があるユースケースなどでは、アプリケーションデータベースを組み込みの軽量データベースでなく、エンタープライズなデータベースを利用することを検討することも有効なアプローチの1つです。

また、フローの設計や開発においてトライ&エラーで機能を試したりする段階だと、ログの保持が重要でなく「ログがまっさらクリーンな状態」の方がやりやすい場面もあるかも知れません。そのような時には「間隔(日)」を「0」で構成すると、日次の定期クリーンアップ処理ですべてのコネクタログがクリーンアップされ、翌日は「ログがまっさらクリーンな状態」でArc を利用することができます。

なお、日次の定期クリーンアップ処理を待つことなく、すぐに「ログがまっさらクリーンな状態」にしたい場合、「間隔(日)」を「0」に構成して「今すぐ実行」が便利です。

高度な設定

ライセンス

CData Arc は、サブスクリプションとして利用に必要なライセンスをご提供しています。用途や規模に応じた複数のライセンス Edition や個別ライセンスを組み合わせて、過不足のない用途にジャストフィットするライセンスで利用いただくことができます。

ライセンスタブでは、実際に利用しているライセンスの種類やその期限、利用している製品の詳細なバージョンなどを確認することができます。サブスクリプションの更新や、コネクタライセンスを新たに追加する際も、ライセンスタブからライセンス情報を登録します。

ライセンス

その他

CData のテクニカルサポート

CData Arc を上手く活用するために、機能や使い方に関する疑問や質問は、ぜひテクニカルサポートをご利用ください。製品プロフェッショナルが、ユースケースにあわせて適切にサポートします。

エラー発生した場合のトラブルシュートで、テクニカルサポートを利用される際には、各種ログファイルが重要な手掛かりになります。Arc では様々なログが記録されますが、それらを取得する方法についてはこちらの記事をご活用ください。

まとめ

このテキストでは、これからCData Arc を導入・利用される方向けに、サーバーアプリケーションであるArc の運用に役立つ機能や設定をご紹介しました。ぜひ、お手元のArc で機能や設定を確認してみてください。

このテキストでは、Arc の主な機能や設定をご紹介しましたが、Arc は応用性の高い、機能豊富なデータ連携アプリケーションです。エラーなどのトラブルシューティングに限らず、CData Arc を運用する中で、不明な点や質問・疑問などがあれば、サポートフォームよりお気軽にお問い合わせください

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