CData Arc 2024.Q1 アップデート - 強化されたロールベースアクセルコントロール（RBAC）

こんにちは。CData Software Japan の色川です。

CData Arc の2024.Q1 アップデートとして新たなビルドの提供を開始しました。今回のアップデートでは「ロールベースのアクセルコントロール」や「サービスレベル」など「より安全・確実にデータ連携フローを作成・運用できる機能」が大きく強化され、フローデザイナーの視認性や操作感の改善を中心にUI/UX がさらに使いやすくなりました。また今回のリリースではβリリースから好評を頂いていたkintone コネクタがフルリリースされています。

・強化されたロールベースアクセルコントロール（RBAC）
・サービスレベル（SLA）機能の搭載
・UI/UX 改善（視認性・操作感の改善）
・kintone コネクタフルリリース

この記事では、2024.Q1 リリースの主要トピックのうち「強化されたロールベースアクセルコントロール（RBAC）」についてご紹介します。

強化されたロールベースアクセルコントロール（RBAC）

CData Arc は企業内で複数の部門や複数のチームが共同で利用する連携基盤として活用頂くケースも多いです。1つのArc を業務上の権限が異なる複数の関係者が共同利用する場合、セキュリティやリスクをコントロールする観点から、データ連携フローの所有や利用の権限を細かく指定したいニーズがあります。

CData Arc では、これまでも複数ロールをベースとしたアクセルコントロール機能をサポートしてきましたが、今回のリリースで、このロールベースのアクセルコントロール機能（RBAC）が大きく強化されました。今回のリリースにより、それぞれの企業が必要とする業務上の権限にあわせて、Arc へのアクセスをコントロールできるようになります。

従来から提供されていた「Admin」「Standard」「Support」ロールは規定のロールとして引き続き提供されます。今回のリリースではこれらに加えて、カスタム定義のユーザーロールが作成できるようになり、Arc の中で実行できるアクションを選択するアクセスポリシーが指定できるようになりました。

それぞれのユーザーにはロールが割り当てられ、ロールには1 つ以上のアクセスポリシーが割り当てられます。ユーザーは自らのロールに割り当てられたアクセスポリシーに含まれるアクションのみを実行することができます。

ここでは、実際にアクセスポリシーで選択できるアクションの例もご紹介しておきます。詳しくはこちらのヘルプトピックをごらんください。

まとめ

今回のリリースで、ロールベースのアクセルコントロール機能（RBAC）が大きく強化され、それぞれの企業が必要とする業務上の権限にあわせて、Arc へのアクセスをコントロールできるようになりました。

今回のアップデートでは、安全・確実にデータ連携フローを作成・運用できる機能が強化され、フローデザイナーの視認性や操作の分かりやすさが向上しています。

この記事で取り上げた新機能以外にも多くの機能強化・機能改善が施されています。詳しく知りたい方はリリースノートを併せてごらんください。
https://cdn.cdata.com/help/AZJ/jp/mft/current.html

より使いやすくなったCData Arc をぜひ試してみてください。

今回リリースされた新たなバージョンに限らず、今ご利用されているバージョンについても、設定や利用方法などご不明な点があれば、お気軽にテクニカルサポートまでお問い合わせください。

関連コンテンツ